ゴールデンウィークの散歩第三弾の2回目です。
前回は五島美術館まで、今回はその先です。
五島美術館を後にして、自由が丘方面へ向かいました。すると、すぐのところで連れが自転車を止め、「見てみたい」と入ったのが、ガラス工芸のお店、ガラスアート 堅香子(かたかご)です。
他のお客さんがいなかったこともあり、ご主人が丁寧に説明してくれました。
一見、切子細工のように見えるのですが、実際にはサンドグラスといって、圧力をかけた砂を吹き付けて削るのだそうです。ガレ風のランプや食器、花瓶などが売られていましたが、加工前の素材が既製品か注文品かによって価格が大きく変わるそうです。
「一つ買って帰りたい」雰囲気だったので、私も一緒になって真剣に物色。花瓶を手に取りました。
他の花瓶に比べて質感と値段が違います。元の素材が別注したクリスタルガラスだからだそうです。
花瓶にしては高価でしたが、良い買い物だったのではないかと思います。
ご主人が外まで見送ってくれる中、改めて自由が丘へ。
昨日は道を誤ったので、大井町線を大きく外れないよう注意しながら進むと、ついたのが九品仏。
通勤ルートの途中駅ですが、やはり降りたのは初めて。九品仏浄真寺へ寄り道しました。
思いのほか大きなお寺でびっくりしました。
左が本堂、右は仁王門で、名の通り仁王様が並んでいます。
九品仏の由来は、敷地の一番奥にある3つのお堂に3体ずつ鎮座している如来像にあって、それぞれ、上品・中品・下品 x 上生・中生・下生となるそうです(詳しくはわかりません)。
こんな風に、お堂に書いてあります。
浄真寺はイチョウの大木も有名だそうです。五島美術館のもみじと対照的です。
たしかに大木。葉が落ちたら大変だろうなぁ。
さて、いよいよ自由が丘に到着、やはり人が多いです。目的地ではあったのですが、今日のルートではもっとも来る頻度が多い街なので、特に新しい発見はなし。
熊野神社周辺で蚤の市をやっていました。
自由が丘での目当ては2つ。ネクタイの購入と食事です。
ネクタイは、ALAIN FIGARET で。
手頃な値段、オーソドックスなデザイン、発色が良く上品、芯がしっかりしているところが好きで、最近はここのネクタイを中心にしています。
今回はグレーのドット柄にしました。
もうひとつの目当ては食事、20年来行っている焼肉やさん 京城園へ。
(店内の撮影は遠慮しました。)
普通のメニューで普通の値段の焼肉やさんです。
ここはおいしいです。昔から焼肉といえばここに来ているので、他のお店に行っても"京城園に比べると…"という評価をしてしまいます。
今回は昼、夜兼用で、16:30頃に入店。食事の間、17:00頃にはほぼ満席になりました。さすがに人気です。
目的の自由が丘まで来たので、あとは帰るだけ。田園調布を抜けて多摩川沿いを通ることにしました。
左の写真は田園調布を抜けて多摩川に出たところ、右は、川向こうに見えた等々力陸上競技場です(夕方なので写真が暗くなっていますが、川崎フロンターレのホームスタジアムです)。
自由が丘から30分弱で二子玉川に到着。
最後に、ここも有名ながら縁遠かったケーキ屋さん むらんがー樹 へ。
喫茶スペースもあるのですが、閉店間際だったので、店名になっている「ムランガージュ」というモンブランを持ち帰りにしてもらいました。
「甘さ控えめ」が流行になりつつある中、ここのケーキは本当に控えめです。いや、甘いんですけど、砂糖を感じないといえば近いでしょうか。値段にしては小ぶりですから高級なケーキではありますが、ちょっと贅沢をしたい時には良いのではないでしょうか。
随分長々と書いてしましたが、改めてみると、「いつか行こう」と思ったきり行っていない場所がたくさんありましたし、新しい発見もたくさんありました。
遠くへ観光に出るのも楽しいので、それはそれですが、近くにもまだまだ楽しいところがありそうです。
車とも徒歩とも違う自転車のスピード感が、近所を周回するのに最適でもありました。
また、どこかへ行きたいと思います。
(今度は西側へ行ってみようか…。)
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