2010/06/27

Waterman Carène Black Sea Silver Trim


ウォーターマンの万年筆、カレンです。
鮮やかな軸の万年筆にあこがれつつ、結局は私の好みは黒い軸なようです。


ヨットがモチーフになっているそうで、独特な流線型、軸は細めですが、結構ずっしりとしています。


変わったペン先、これがほしくなった理由です。他のメーカーでもこういう形ありますよね。
「~型」とかあるんでしょうか。



ペン先は18K、Fニブです。私にはもうちょっと細くてもよかったです。EFニブと悩んだんですが、安かったので…。

書き味については硬いという評価を多く見ました、確かに固いんですが、ペン先の形状からしてそういう意識で作られているんでしょうし、ペン先が短いのでカリカリした感覚はなく、むしろもったりしているくらいです。

インクはコンバーター両用式、中には、先日購入したウォーターマンのフロリダブルーを入れました。名前からしてもっと明るい色をイメージしていましたが、実際には落ち着いた使いやすい青です。


最後にケース、外箱はとってもシンプル。


中箱はとても綺麗です。実用的な筆記具って感じですね。


中も余計な装飾はありません。就職祝いみたいな堅い贈り物によさそうですね。

MONTEVERDE Mega Ink Ball(2回目)

モンテベルデというアメリカの筆記具メーカーの変り種、メガ・インクボール(バーガンディー)です。
ペン自体は2007年に購入したもので、そのときにもここにアップしているのですが、久しぶりに使うことにしたので再度の登場です。



変り種なのはペン先です。ローラーボールなんですが、万年筆用のコンバーターに万年筆用のインクを入れて使えるようになっています。
ボールペンですからリフィル交換で簡単に使いたいという気持ちもありますが、インクの選択肢が増えますし、発想が面白いですよね。


軸はかなり太めです。私の手の大きさからすると若干オーバーなので、長時間の筆記には向きません。なので赤インクにして添削用として使うことにしました。


軸にはメーカー名と製品名が彫ってあります。


書き味ですが、登場時に絶賛されたという記事を見たものの、まぁ、普通のローラーボールです。
購入時に予備のペン先(フロントセクション)が3個ついています。1つにつき1Km書けるそうですが、それってどれくらいなんでしょう。まぁ、ペン先だけ買うこともできるので気にする必要はなさそうです。

価格的に手頃なわりに、迫力のある軸なので、見栄えがします。逆にクリップが小さくてかわいらしくもあります。

変り種が魅力のペンですが、ペン先を交換できるなら、万年筆に交換できるようにならないかなぁ 。

2010/06/26

Waterman ボトルインク フロリダ・ブルー

ウォーターマンのインク、色はフロリダ・ブルーです。
ひとつ万年筆を注文しているので、それに入れてみようと思っています。

短期間に結構な数のインクを試してみましたが、自分の好みと仕事で使うことからすると、結局は青系か黒系なんだなという気がしてきました。

グリーンやグレーのインクも試してみましたが、書類なんかに書くと、薄くて読みにくかったり、相手いに違和感をもたれてしまうことがあるようです。

で、上のインクは鮮やかな青、青系であればある程度明るくても違和感はないみたいです。
色合いは好みなものの、良い評価をしているブログも多いように思います。
ウォーターマンのインクは、学生時代にカートリッジのブルーブラックを使って以来、そのときとは色も違うし楽しみです。

ただ、紙に裏抜けしない分、乾きが遅いという方が結構いました。B5のノートたくさん書く私としてもちょっと気にしています。


ラベルの模様も、10年以上前の学生時代から変わってないようです。

2010/06/19

New Yorker ボタンダウンシャツ


New Yorker通販サイトで、アウトレットのBDシャツをまとめ買いしました。
定価から40%位安くなってます。

就職活動のときに買ったスーツがNew Yorkerでした。懐かしいなぁ。
ここのシャツはどれもオーソドックスなデザイン、タイトでもなくゆるくもなく、自分の体に合っているようです。


こんな箱で届きます。注文から2日で来ましたから、サービスとしても良いと思います。

Sailor Professional Gear Realo


セーラー万年筆プロフェッショナルギア レアロを 買いました。
パイロット カスタム823 に続く、2本目の国産万年筆になりました。

伊東屋で試し書きさせてもらってからセーラーが気になっていましたが、そのときはコンバーター式しかないと思って購入に至りませんでした。
そんな中、回転吸入式のものがあるとわかり、通販で購入しました。


中心部に大きめの窓がついており、インク残量を確認できるようになっています。こういう作りは他の万年筆でも見かけますが、見えづらくて実用的とは思いませんでした。
でも、この窓ははっきり確認できて実用的です。


セーラー万年筆には、「プロフィット」というシリーズと「プロフェッショナルギア」というシリーズがあります。はじめはグレードの違いがあるのかなと思っていましたが、実際にはデザインの違いのようです。天冠と尻軸が丸いのがプロフィット、四角いのがプロフェッショナルギア、本当にそれだけなのかは自信ないですが。

丸い方が好みではあるんですが、持っている万年筆が丸いもの中心だったので、今回は四角い方にしました。

プロフィットに比べると若干短め、軸はそれなりの太さがあり握りやすい。
それから、セーラー万年筆全般なのかはわかりませんが、軽いです。

ただ、キャップ部分と軸部分の太さが違う(当たり前なんですが、差が大きいという意味で)ので、机に置いたとき、カタカタするんです。気づかないはずはないので欠陥ではないと思いますが、これだけは気に入りません。


ペン先は細字、21Kと書いてあります。
細字なので多少カリッとしますが、結構しなりがあるので、パイロットに比べると柔らかい感じがします。


こちらは外側のケース。結構豪華な感じ。


中のケースはベルベットの外張りが施されていて渋いつくりです。


われながら万年筆ばかり買っていてあきれています。

CITIZEN 超音波洗浄機 SW5800

シチズン製の超音波洗浄機、SW5800 、よくメガネ屋さんの店頭においてあるやつです。

以前からメガネ洗浄に欲しかったんですが、万年筆の洗浄に使えるということもあり買ってみました。


メガネのほか、時計のバンドなどもできるそうです。


メガネ洗浄中。レンズはもちろんですが、ノーズパッドの細かいところなどを綺麗にできるのがいいですね。


で、こちらが万年筆のペン先。汚れが広がらないようにグラスにいれて洗浄しました。
一度コンバーターで掃除してから水につけておいた後なのに、洗浄機にかけるといくらかインクが出てきました。

値段も手頃ですし、そんなに大きなものではないので、良い買い物でした。

2010/06/12

Stipula ボトルインク ダークブルー


スティピュラという万年筆メーカーのインク、色はダークブルーです。

税込みで2,100円、インクの中では高いほうだと思いますが、容量が70mlあって瓶は大きめ。
昔の薬瓶のような形でかわいらしいです。

色は黒が強めで、少し青がかったグレーといった感じです。若干薄いようなので、細字よりは濃淡がはっきりする太めのペンに合うと思います。


イタリアの万年筆は華やかですね。インクボトルもおしゃれな感じがします。

2010/06/06

PILOT Custom 823


PILOT の万年筆、カスタム 823です。
どうしても国産の万年筆が欲しくなり、玉川高島屋の伊東屋で買ってきました。

これまでは通販で安く買うようにしていたのですが、初めての国産品、実物を見て選びたかったので、定価もやむを得ない覚悟で行ってきました。

一応下調べをして、いくつか候補を絞っていましたが、店員さんにイメージしている価格帯(3万円位)と日本製が欲しい旨を伝えたところ、お勧めを出してくれました。

「せっかくなので、日本の主要3メーカーを試してみてください」とのこと、セーラー万年筆プラチナ万年筆PILOTの同じ価格帯を用意してくれました。

店員さんによると、「ペン先の固さは好みですが、プラチナは固め、セーラーは柔らかめ、PILOTはその中間くらい」とのことでした。詳しい人と話すのって勉強になります。

すべて細字を用意して頂き、それぞれ試し書きさせてもらったところ、あまりの細さにびっくり。

店員さんに「細いんですね」といったら、同じような反応の方が多いそうで、「国産の細字は海外製の細字とは別物、ノートに漢字の文章を書くなら日本の万年筆はおすすめです」って。


メーカーによって同じサイズ表記でも差があるのは承知していましたが、本当に細く書けます。
アルファベット圏とは考え方も違うんでしょうね。

店員さんがニヤッとして「極細というさらに細いのもありますよ」ですって。この人万年筆好きなんだろうなぁ。

また、硬さについては事前に説明を受けた先入観もありますが、セーラーが柔らかいのは確かに感じました。

10分くらい悶々としている間、店員さんもずっと付き合ってくれましたが、結局、PILOTにしました。


ひとつはペン先が大きいこと、書いているときに心地よく感じました。


そして、軸が茶のスケルトンという持っていないタイプだったこと。 デモンストレーターはいまいち気乗りしないのですが、これは少し見える程度で品が良いです。傷がついてくると印象も変わってくるんでしょうね。


一番の決め手は、プランジャー式という機構。
コンバーター式は正直楽しくないし、 回転吸入式の万年筆は持っているので、未知の方式を試してみたいという思いが最終的な決め手になりました。


ちなみに、この万年筆は、私が持っている中では一番大きいです。
MONTBLANC146に比べると、軸の太さは同じくらいですが、少し長いです。


最後にケース。職人気質なのか、こういうところにはあまりこだわらないみたいですね。


本当にシンプル。


好みの問題ですが、もう少ししゃれた感じにしても良いのでは。


購入時にペンケースがついてきました。そんなに良いものではないですが、ケースがなくなったときに使おうか。

繰り返しになりますが、今回の細字には感激です。国産万年筆、俄然関心が強くなりました。

LANVIN ボタンダウンシャツ


いよいよ暑くなってきましたね。勤務先でもクールビズが始まりました。
ということで、ボタンダウンのシャツを新調。
LANVINのシャツは、そこそこの値段で着やすく気に入っています。


さらっとした生地で涼しく着られると思います。

GIZA LKW11700


自転車用のチェーンロックです。
先に書いたとおり、これまで使っていたチェーンロックが壊れてしまいました。

玉川高島屋が運営しているGarden Islandにサイクルショップ(Y's Roadという大きなお店でした)ができたというので、見学がてらに買ってきたものです。

今回はサドルに固定するタイプではなく、短いものにしました。
ワイヤーが硬いのか、鍵を外したときに暴れるのがちょっと気になります。

CATEYE HL-EL135


自転車用のヘッドライトです。

先日、玉川高島屋の自転車置場にとめていたら、誰かが強引に動かしたらしく、ライトとチェーンロックをサドルに固定する部品が割れてしまってました。

とめっぱなしになっている自転車も多く、整理する係員もいないので目が届いていないんだろうと思います。隣に有料の自転車置場があり、普段はそちらにとめていますが、ちょっと買い物するだけだからと思って油断したのが失敗でした。

ライトなしというわけにもいかず、せっかくなのでLEDのライトにしました。
CATEYEという国産メーカーのものです。
色が青白い感じでそんなに明るくない。補助照明程度に考えたほうがいいかもしれません。

Pelikan TGX-6 ペンケース 6本用


Pelikanのペンケースを買いました。

今使っているのは、WILDSWANS の Peek-A-Boo IIIHans Øster の 一本挿し ですが、本数が増えてきたので、もう少したくさん入るのが欲しくなりました。

ということで、今回購入したのは6本用。
いくつか候補があって、AURORA製 がいいなぁあったものの少々高い。
Pelikan製は手の出しやすい価格でした(購入価格は7,000円ほど)。



中はシンプルなつくり。とりあえず手持ちの万年筆を入れてみました。
皮質も特別なものではないと思いますが、型押しで頑丈そうですし、バッグ内での納まりもよさそうです。


箱はPelikanの定番品に共通のものでしたよ。

2010/06/02

Dr.Jansen ボトルインク ジュール・ヴェルヌ


Dr.Jansenのテーマインク、ジュール・ヴェルヌです。
ジュール・ヴェルヌはフランスの小説家、かつて「地底旅行」という本を読んだことがあります。

ここのインクは、以前にモーツァルトという名前のボルドーレッドをいただいたことがあり、今、LAMY Safariに入れて使ってます。
(ボルドーというより血液のような癖のある色です。)

今回のジュール・ヴェルヌは"Deep Sea Blue"と書いてあります。濃い群青色で、とても深い綺麗な色です。
仕事に使って問題なさそう、ノートに書くと見栄えします。
このインクは、同じ日に購入したLAMY Studioに使おうと思っています。


歴史上の人物名がついているっていうのはいいですね。
それだけで重厚な感じがしてしまいます。

LAMY studio 万年筆 パラジュームコート


LAMY の万年筆、ステュディオ パラジュームコートです。
Safari、2000に次いで3本目のLAMY、ニブはEFにしました。

写真だとわかりづらいですが、軸はやや黄色の入ったシルバー、パラジューム色というのかどうかは良くわかりません。ややマットな感じです。
あと、特徴なのはクリップが縦向きというか、プロペラ型になっているところ、軽い力で差し込めます。

デザインはハンネス・ヴェットシュタイン。
実は仕事柄知っている名前、カッシーナというイタリアの家具メーカーの作品が結構あります(高いんだよなぁ)。



箱は2000とまったく同じ、中には、カートリッジとコンバーターが同梱されています。


先述のとおりEFニブなんですが、インクの影響もあるのか、思いのほか太いです。
ステュディオのペン先には、スチールと14金があり、これは14金のほう。

だからなのか、書き味はとてもやわらかく、すべるような感じです。
持っているPelikanもやわらかいですが、第一印象ではそれよりもやわらかいくらい。

見た目地味ですが、こういうほうが使いやすいんですよね。
何本か買っているうちに、自分の好みも見えてきました。