2011/09/19

伊東屋 Romeo No.3 万年筆 M

一昨日、仕事で銀座に行く用事があり、ちょっと時間があったので伊東屋に寄ったら、久々に衝動買いをしてしまいました。
伊東屋オリジナルブランド、ロメオのペンシリーズ、No.3の万年筆です。

伊東屋オリジナルのRomeoシリーズは、ピッグスキンで出来た革製品が好きで、これまでにペンケース()やブックカバーを購入し、愛用品になっています。
その他にボールペンや万年筆があることも知ってはいましたが、購入を検討したことはありませんでした。
ふらっと入ったら、お店の一番奥に置かれていて、茶色のマーブル模様がとても格好良く見えました。両端のギャザード模様は腕時計のリューズをモチーフにしているそうです。


お店の方によると、キャップは挿しても外しても書けるようにバランスをとっているとのことでしたが、
金属部品が多いからか、キャップを挿すと結構重いです。私の書き方だと外したほうが良さそうです。

さらに決め手になったのが、プラチナ製のニブです。
本栖を購入してからプラチナ製がお気に入りなのです。ただし、こちらは旧型仕様のようです。3776ニブとまったく同じものではないと言っていましたが。ちょっと変わったバイカラーで好きです。
本栖が太字だったので、今回は中字にしました。

ニブがプラチナなので、コンバーターもプラチナ製です。
インクは、こちらも最近気に入っているプラチナの顔料インク(青)です。
普段使いにはちょっと目立つかもしれませんね。
少々高いですが、それ以上の品物に見えると思ってます。私自身は、ペリカンの茶縞よりこちらの色合いのほうが好きです。

2011/09/07

Sailor 寄木細工万年筆 中細

この1ヶ月、ずっと忙しくてブログを書く気力が失せていましたが、一段落して今日は振替で休みを取りました。
今日休みにしたのには理由があって、この万年筆を伊勢丹新宿店まで買いに行ったのです。

セーラー万年筆の伊勢丹新宿店限定 寄木細工万年筆です。


「趣味の文具箱 Vol.20」で後ろの方に出ていたものですが、好きな人は同じところに目がいくんだなぁとつくづく感じました。様々な方が、気になる万年筆としてブログなどに書かれています。

正直なところ、36,750円という値段に躊躇し、平日に買いに行く余裕も無かったので購入するつもりではありませんでしたが、多少暇ができて、どこかで休めと言われていたこともあり、思い切ってしまいました。

今日(9月7日)から発売なので朝一に行けば買えるだろうと思っていましたが、ブログ上で予約したと書いている方がいたので、念のため前日に電話で確認。
「予定数以上の電話をもらっているので、予約したほうがよい」というので、取り置きしてもらうことにしました。 (店員さんに聞いたところ、製作数は100本だそうです。)

私の手にはもう一回り大きい方が馴染むんですが、これはこれでかわいらしいかなと思います。それから、とても軽いです。コンバーターをつけてインクをいれても軽い、軽すぎて浮いてしまうような感じすらします。

ペン先は、セーラーの14金、中細にしました。セーラー製では14金も中細も初めてです。
字幅についてはもう少し太くても良いかなと思いましたが、中字にしてしまうと使いにくい場面が出てきてしまうので、自分の使い方にあっていると思います。
14金と21金の違い、私はさほど感じませんでした。目を閉じて書いたらわからないと思います。

こちらはおまけでもらった100周年の便箋、100周年の記念万年筆も発売されていますよね。
150,000円の「島桑」 はさすがに無理です。
これも100周年記念ということで、大事にしまっておきます。

肝心の寄木細工のことにほとんど触れていませんでした。
説明書によると、箱根の寄木細工だそうです。確かに土産物屋で見たことあります。

寄木細工ってもっと複雑な模様のものもありますけど、この製品の模様はとてもシンプルです。

価格との相談なんでしょうね。14金のペン先なので、12,600円のプロフィットスタンダードがベースだと思いますが、比較すると+24,000円なわけで、これ以上高いと私には買えません。


外箱はこんな感じ。

ケースがつきます。コンバーターが別売りですのでご注意ください。


伊勢丹の屋上です。初めて行きましたけど、とても綺麗に手入れされた公園です。知らなかった。


ナデシコやらサルスベリやら、色々な花が咲いてました。

ちなみに、今日はセーラー万年筆のペンクリニックも開催されていて、かの川口 明弘氏にキングプロフィットプロフィットFLを調整していただきました。

キングプロフィットは、もう少し細くかけるように絞って欲しいとお願いしましたが、真逆のことを言われてびっくり。
「字幅が太いのではなく、フローが悪くなっていることが原因です。インクを出そうと思って筆圧が強くなり、結果、字幅が太くなっている」とのことで、切り割りを少し広げてフローを良くしてもらいました。
なるほど確かに、感心してしまいました。

FLの方は、細字ということもありやや引っかかりを感じたので、少し研いでもらった上で、こちらもフローを良くしてもらいました。

前回、丸善で受けたペンクリニックではあまり良い印象を持ちませんでしたが、川口氏のクリニックはさすがでした。判断も手作業も早いし、試し書きする前から「これで大丈夫です」と断言してしまう自信もすごいなぁと。

新宿に来たときは、いつも明月館で焼肉です。あちこち回って散在しないかわりに、ここでちょっと贅沢しています。

今日は良い一日でした。

LAMY Aquamarine 万年筆(EF) & ボールペン

安くなっていたので何となく買ってしまった2本、サファリの2011年限定カラー、アクアマリンの万年筆とボールペンです。
サファリはかつて使い倒したイエローと、スケルトンが手元にあります。最近は使う機会を失っていますが、持ちやすさ、書きやすさ、手ごろな値段などなど、とても良くできたペンだと思います。

しばらく使わずにケースへ入れたままにしておきます。ボールペンはデスクのペン立てに入れておこうかな。

プラチナ万年筆 顔料インク ブルー

久しぶりのインクです。
プラチナ万年筆の顔料インク、ブルーです。
なかなか調子よく使っているプラチナ 本栖に入れようと思って購入しました。

同じ顔料インクで黒を持っていますが、正直あまり使っていません。
黒なんですが、赤みを帯びたように見えて、ちょっと好みと違います。その点、こちらのブルーはとても綺麗、スケルトンの本栖とも見た目の相性は良いですし、プラチナ同士なので問題ないはずです。


永年保管の文書を手書きすることはまず無いので、私にとって顔料インクは必須のアイテムではありませんけど、紙に書いたときに裏抜けしにくいというのは大きなメリットです。

眼鏡市場 ZEROGRA 凛

メガネ、5月にJINSのメガネを買ったばかりなのに、かけ心地がいまいち合わずに買いなおすことにしました。
今回のは同じく安売りの眼鏡市場のもので、その中では高価なZEROGRAという軽量モデルです。
(高価といっても18,900円、メガネは本当に安く買えるようになりました。)

広告には「無重力のかけごこち」。確かに軽いし、アームがバネのようになっていて、しっかり嵌るのが良いです。


メガネはかけっぱなしでケースは使いません。
アームに蝶番を使っていないので、バネを抑えるような感じで納めます。

最初からこれにすればよかった。

Southern Wind Apartment ブックカバー

ブックカバーです。
こちらは、以前にミニポーチを購入した Southern Wind Apartment というブランドのもの。
渋谷のLOFTで買いました。

このブランド、Web上にもほとんど情報がなく詳細がわからないのですが、どうやらホームページができそうですね(今は準備中です)。

使われている革もどんなものなのかはっきりしませんが、オイルがたくさん入っていそうで、変化しそうな雰囲気です。

革の厚みやコシが、ブックカバーにちょうど良いです。よくできていると思います。

幅調節ができるタイプは本来好みではありませんが、それは良いとして、ベルト部分だけ違う革を使っているが気になります。ここだけ随分ガサガサした革なんです。何ででしょう?

ちょっと引っかくだけで傷がついてしまいますが、手でこすると消えてしまいます。
どんな風に変わっていくんでしょうか、楽しみです。

WILDSWANS SUITED L Black

ここのところ忙しくて更新していませんでした。
その間に購入したものをいくつか続けたいと思います。

ひとつめがこちら、WILDSWANS のブックカバー Suitedの新書サイズです。
新書サイズのカバーは、GLENROYAL のものを一つだけ持っていましたので、これがふたつめになります。

勤め先のイベントで著名な書評家の方の後援を聞く機会があり、「最近読んだ面白い新書」をテーマに紹介された本を読もうとしたのがきっかけです。
色の選択肢が黒しかなかったものの、持っていない色だったので良いかなと思います。
サドルレザーの黒は綺麗に光りますね。新品はプラスチックみたいですけど、馴染んでくるはずです。

文庫サイズのMと違って、折込んでいる部分が狭いです。
嵌りが良くないわけではないので気になりませんが、何ででしょう?


まだ固いので折り目が浮いています。
最近は、鞄に文庫と新書を1冊ずつ入れて、読みたいと思ったほうを読むようにしています。この方が変なノルマ感がなくて気楽です。

最近のWILDSWANS製品はロゴの使い分けがあるようですね、
王冠をかたどったロゴもありますよね。こちらはシンプルです。