2012/03/03

WILDSWANS SD-LEGARE マリーン

WILDSWANS のストラップを購入しました。 皮革はマシュアのサドルレザー、色はマリーンです。

社内でIDカードを入れるのに使っています。これまで使ってきたプレリー製のストラップも気に入っているんですが、やや短いのが気になっていたのと、気分転換を込めて変えてみることにしました。

プレリーのものと比べると細長いです。細さは数ミリ、長さは4センチ程度の違いですが、使ってみるとかなり違うものです。長さについては使い勝手が良くなりました。

WILDSWANSの刻印が入ったキーリングがついています。
IDカードを首から下げるには、カードホルダーのほかに、もうひとつキーホルダーをつけた方が良いと思います。

最近、WILDSWANS はラインアップを見直されたようです。持っている製品の何点かが廃盤予定に含まれていました。ということは新製品も増えるんですかね。楽しみです。

Faber-Castell Zipped Leather Pen Case 1Pen & 2Pen Black

ファーバーカステル のペンケースです。
万年筆好きを知っている方が海外旅行のお土産に買ってきてくれました。
ファーバーカステルのペンケースは違うデザインのものを見たことがありますが、ジップタイプのものは知りませんでした。とてもしっかりしたキメの細かい革が使われています。


こちらは1本用の中、ゴム輪の中にペンを通すようになっています。

こちらは2本用。

2本用にペンをいれるとこんな感じです。
ゴム止めなので太軸でも入るとは思いますが、あまり長いペンは入らないかもしれません。

大事に使わせていただきます。

SAPHIR Reptan

サフィールの爬虫類皮革用ケアクリームです。
爬虫類の革製品といっても持っているのは2つだけで、今使っているのは WILDSWANSの小銭入れ(PALM)だけなんですが。

これまで、Coxyというメーカーのジェルを使っていましたが、 何となく使いづらいと思っていました。

クロコダイルは手の脂がつくとすぐに曇ってしまうので、1日使ったら乾拭きするようにしていますが、使っていくうちに曇りが取れなくなってきます。そんなときにクリームで軽く磨くと良いようです。

ということで頻繁に使うものではないんですが、C.O.Uのブログで紹介されているのをみて購入しました。こちらの方が伸びもよく使いやすいです。
 
クロコダイルは扱いが難しいです。

PILOT Custom 743 ディープレッド B

国産の赤軸収集、3つめはパイロットのカスタム 743です。
国産の太字万年筆は、プラチナ 本栖 以来でもあります。また、この赤軸は、プラチナ、セーラーよりさらに色が濃く、茶に近く見えます。同じ赤軸でも結構色合いが違うもので面白いです。

カスタムシリーズは、これまでに 84582374274ヘリテージ92 を購入し、今回の743で大中小がおおむね揃いました。特殊なペン先には手を出していませんが、細字から太字まで、字幅の選択肢も増えてきました。

パイロットの中では一番大きい15号のニブ、845、823などと同じ大型です。
私の書き方の場合、固い筆記感の太字は合っているようです。これまで細字よりの購入が多かったせいか、固すぎるパイロットのニブには苦手意識を持っていたときもありましたが、この万年筆で印象が変わってきました。

この写真で気づきましたが、ペン先手前のところで流線のカーブが変化しているんですね。
見た目的には少々いびつですが、ユニークですね。

パイロットの万年筆には、ちゃんとコンバーターが付属しています。カートリッジ派の方もいるので、どちらが良いとは言えませんが、ありがたいです。

Sailor Profit 21 マルン 長刀研ぎ 中字

セーラー万年筆 のプロフィット 21です。
前回のプラチナ スタンダードに続く2つめの赤軸、プラチナの少し紫がかった赤に比べると、より赤色が強い感じがします。
結構ボリュームのある軸で、さらさら書くのにも、ゆっくり落ち着いて書くにも手ごろなサイズだと思います。

セーラーの万年筆は最初に購入したプロフェッショナルギア レアロを気に入って使っていますが、国産の細字を使うことが少なくなっているせいか、それ以降、キングプロフィット以外はお蔵入りが多くなっています。なので、今回は中字にしました。

そして、この万年筆を買うことにしたのは、特殊ニブである長刀研ぎを試してみたかったからでもあります。セーラーの特殊ニブには個性的なものが多いですね。値も張るのでなかなか手が出ませんが、その中ではポピュラーなものだと思います。トメ、ハネが綺麗に書けるということで、以前から興味がありました。

大きなペンポイントを鋭角に研いであります。

こちらから見たほうがより"特殊"な感じがわかりますね。実際に書いてみると、中字とはいえ太字並みの線がでます。"筆のように"とまではいきませんが、トメやハネも出ているような気がします。


長刀研ぎである分、少々値段も高めですが、完成度の高さを感じます。
セーラーのニブは、他のメーカーに比べて筆記感が滑らかな気がします。
筆圧次第では、多少ザラつく方がしっかり書いている感覚を持てたりもしますけどね。

2012/02/26

プラチナ万年筆 18Kスタンダード レッド 中字

プラチナ万年筆のスタンダードという細軸の万年筆です。
ペン先が14金と18金のものがあるようで、こちらは18金のモデルです。

私にとっては初めての赤軸です。購入したのは数ヶ月前なんですが、これまで黒軸を中心に集めてきた中で、ふと赤軸に興味を持ちました。
なんとなく女性や年配の人が使うイメージを持っていましたが、使ってみると悪くないものです。
実は、国産の主要3メーカーの赤軸をここ数ヶ月で集めていて、3つがそろったところで紹介しようと考えていました。
赤といっても、プラチナの赤軸は薄いです。ちょっとピンクや紫を感じる赤だと思います。軸も細いので、初めての方でも使いやすいでしょうし、価格を考えても普段使いに適していると思います。

定価10,500円のモデルで18金のニブをつけているのは立派だと思います。
大きさも手ごろですし、丸みを帯びた形がかわいらしく見えます。硬いは硬いですが、中字程度ならガリガリした感じもしませんね。

本当は太字がほしくて探したんですが、今は作っていないそうです。もうちょっと早く買えばよかった。

プラチナなコンバーターが別売りです。もう少しインクが入るといいんですけどねぇ。

PILOT インキ70ml ブルー

パイロットのノーマルなインク、色はブルーです。
パイロットのインクとしては、色彩雫のシリーズを何色か持っていて、特に「朝顔」を好んで使っています。一方、通常のインクとしては、カートリッジを使っていますが、ボトルタイプは初めてです。
球体のボトルがなんともかわいらしいです。本当は70mlも必要ないんですが、ボトルの形が気に入ってこちらにしました。

とても水っぽいインクですね。フローが良くなってドバっと出てくる印象です。太字の万年筆に入れてみましたが、私の書き方では字が太くなりすぎます。細字ならいけるかもしれません。

肝心の色については、ちょっと好みと違うかな。シンプルな青で、他の色味を感じないのは合っているんですが…。何か違う、うまく説明できません。

S.T.Dupont Royal Blue

デュポンのインク、色はロイヤルブルーです。
デュポンの万年筆を持っていないのに、インクだけ買いました。

最近はもっぱら青のインクを使っているのですが、最近、自分の好みが見えてきて、どうも私は「真っ青」が好きなようです。
紫がかった青とか、乾くと色が変わるとか、青系インクもさまざまですが、書いた瞬間から青一色で、乾いても色が変化しない青だけのインクです。

それってどれなんだということで、いくつかのインクを買っていて、このインクはそのひとつです。
結果、かなり好みに近いインクでした。とても濃い青で、そのほかの色はあまり感じません。
メーカーごとの相性まではわかりませんが、濃い色合いなので細字の万年筆に入れて使っています。

ただ、このインク、ガラスの感じは素敵なんですが、なんともインクを吸わせにくい形です。
満タンに入っていても、斜めにしないとペン先全体が漬からないです。あくまでデザイン重視なんでしょうね。

2012/02/12

Hans Øster ペンケース 筒型二本挿し

先日、友人を連れて久しぶりに北欧の匠へ伺い、衝動買いしたペンケースです。
ハンス・オスターの2本挿し、筒型のペンケースです。

初めてハンス・オスターを知ったときから筒型の1本挿しに憧れていましたが、なかなか目にすることができずにいました。先日うかがったときにたまたま筒型の2本挿しが残っていて、ここで買わないと次いつになるかわからないと自分に言い聞かせて購入、念願がかないました。

選択の余地はありませんでしたが、すでに1本挿しのケースを持っています。複数本なら3本か4本が理想ではありますが、2本挿しがあってよかったと思います。
購入価格は21,000円、とある方のブログでは18,900円となっていたので、多少高くなっているようです。

サイズはモンブランの146が入るサイズ、入れてみると、146ではクリップがちょっとだけ引っかかる感じ、ペリカンの800ならばすっと入ります。

ハンス・オスターの製品は4つになりました。うち3つがペンケース(左から、146サイズの1本挿し同じく149が入るLサイズ)で、後は長財布です。
こうしてみると、どれも色が少しずつ違います。そんなに長く使い込んでいるわけではありませんが、少し変化してきているようです。

AURORA 88 Classic No.801 M

アウロラの万年筆、88です。
以前から欲しかった万年筆なのに、すでに持っているオプティマと同じニブということで躊躇していました。今回、イタリアの通販サイトで「一本だけ格安で売ります」みたいな紹介があったので、思い切って購入したものです。

大きさや軸の太さ、丸みを出すカーブの感じなど、バランス型の万年筆の中でも特に整った形をしていると思います。

黒軸に金のキャップというのが地味派手で好きです(ちょっと仏壇っぽいかな)。オプティマほどではないにせよ、とても軽い万年筆で、キャップも見た目ほど重くありません。私は外して書きますが、挿した方が好きという方もいそうです。

何回も同じことを言っているような気もしつつ、アウロラが好きな理由のひとつにクリップの形状があります。直線的で単調な形だったり、激しく装飾されているクリップは目にしますが、 シンプルながらもひと目でわかるデザインですよね。

で、オプティマと同じだと思って躊躇していたニブです。しかし、開けてびっくり、「何か違う」。
「やってしまったか?」と焦って調べてみたところ、これは旧型のニブのようで、ハイレグニブなんて呼んでいる方もいました。古い在庫品で安く売ったのかもしれません。わたしにとってはうれしい誤算でした。
 
オプティマのニブと並べてみました。ちょっとわかりにくいですが、新型のニブに比べると、先が尖っています。書いてみると、そのせいなのか、シャリシャリした感じは残りつつも、多少上下のしなりを感じます。これも他のメーカーにない独特な形状で、書いていて楽しいです。
ただ、字幅はMということで購入sたんですが、実際にはFかEF相当の細い線が出ます。ペンポイントの大きさから見ても、Mというのは怪しいです。 

ピストン吸入式で、アウロラ独自のリザーブタンクが見えます。正直、リザーブタンクの恩恵を感じたことはありませんが、工夫していること自体が購入意欲をそそります。

アウロラの万年筆は、購入時から故障していた(?)アスティルを除くとイプシロン・シルバーを加えて3本になりました。

アウロラからは頻繁に素敵な限定の万年筆が発売されていますね。ただ、どれも10万円を超えるようなものばかりです。おいそれとは買えません。
また、アウロラは海外のサイトでもそんなに安くならない印象があります。そんな中で格安で購入できましたので、良い買い物だったと思います。

2012/02/05

AURORA AMERICA Ballpoint Pen

アウロラの限定生産品、 アメリカのボールペンです。

ヤフオクで購入、中古品ですが定価の3分の1位で購入できました。
形からしてオプティマがベースなんでしょう。これまでに大陸シリーズとしてアジアやアフリカが発表されていて、その第三弾がアメリカ大陸ということです。

アウロラは特に好きなメーカーですが、値段もそれなりにするので何本も持っているわけではありません。今回も「手が届けば万年筆を」と思って探しましたがさすがに高い、その中でオークションにかかっていたボールペンを見つけて落札しました。

アメリカ大陸といっているわりに、赤と青は合衆国の国旗からとっているのでは?と思っていたらそのとおりでした。キャップリングにはインディアンや幌馬車などが彫られていますので、大陸というよりアメリカ合衆国の歴史ものといった感じです。

オプティマベースとわかるのがクリップの形状です。国産のクリップを見ているとずいぶんあっさりしていますが、この流線型はアウロラならではの特徴です。

ボールペンは回転式になっています。万年筆もコンパクトですが、ボールペンはそれ以上にコンパクトで、実用的だと思います。
中古品で使用感ありとなっていたので多少の傷を覚悟していましたが、実際に届いたのはほぼ新品状態でした。正直で好感を持てる業者さんです。

リフィルは純正の黒(多分M)が入っていました。書いてみると、かなり粘り気の強いインクですね。パーカータイプのリフィルなら使えると思うので、もっとさらっと書けるものに交換したいと思います。

イタリア製らしく、箱が豪華。というか大きい。

合皮ですけど本当に立派な箱。

多分、万年筆やローラーボールも同じ箱だろうと思います。ボールペンはさらに一回り小さいので、余計に箱が大きく見えます。明らかに無駄な大きさだと思いますが、届くとうれしいものです。
満足できる買い物でした。