2010/04/29

Hans Øster ペンケース


銀座にある「北欧の匠」というお店で扱っている、ハンス・オスターのペンケースを購入しました。

本当は、キャップ型になっているタイプで、しかも黒がほしかったんですが残念ながら売り切れ。
でもご主人の話を聞いているうちに、「こっちの方がいいな」と思って決めてしまいました。

ご主人から大変丁寧な説明を受け、ハンス・オスターが16歳のときにつくったというバッグから、財布にいたるまで色々と見せていただきました。

中でも、ご主人が36年(!)使っているという財布。
内ポケットから出したとき、明らかに黒い財布だったんですが、「もともとはブラウンだったんです」というんで驚きました。

黒ずんでいるんじゃなくて、完全に黒なんです。でも内張りは確かにブラウン。うーん。
36年経っているとは思えず、へたりもまったくありません。もちろん大事に使われてこそでしょうが、すごいの一言です。
36年使い続ける自信はないですが、私もチャレンジしてみようと思い、黒をやめてブラウンにしました。また、36年に挑戦するんだったら、オーソドックスな方がいいだろうと思ったことが、この形に決めた理由です。


サイズは2種類ありました。大きい方はモンブランの149、小さいほうは146にあわせているとのことです。
私が使っているのは146なので、小さめでジャストサイズ。革が伸びることもなく、隙間もできません。



これまで使っていたモンブランのケースと並べました。
このケースも好きなんですが、深く入りすぎて取り出しにくいのが難点でした。しばらくお休みです。


当初考えていたモデルより価格も大分高くなってしまいましたが、久しぶりに良い買い物をしました。


お店では、本当に気さくで丁寧で、理想的な接客をしていただきました。
素敵なご主人と奥様にも感謝です。
(実は、奥様の説明で、連れもトートバッグを買っちゃいました。)

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