これも長年買いたいと思っていたルドルフ・ケンペのR.シュトラウス。既に評価は確立しています。今聞くと一時代前の演奏という感じはありますが、派手に鳴らすことなく、こじんまりすることなく、誠実な演奏だと思います。珍しい曲も入っているので、コレクションとして良いのではないでしょうか。
R.シュトラウスというと、カラヤンのように派手に鳴らす演奏が人気で、私も嫌いではないですが、同じ鳴らすのであれば、より自然に音が出ているアンドレ・プレヴィン盤が一番のお気に入りです。
(アンドレ・プレヴィンはウィーン・フィルとの間に一連の録音があり、そのひとつです。もともと派手な曲ですが、とても自然に音楽が流れています。)
(プレヴィン盤と聞き比べに良いのがカラヤン盤だと思います。こちらの方が有名なCDですが、意識的に鳴らしている印象を受けます。嫌いじゃないんですけどね。)
(あまり知られていないかもしれませんが、NHK交響楽団でもおなじみだったサヴァリッシュがフィラデルフィア管弦楽団の主席だった頃の録音です。ケンペの演奏に一番近いスタンスではないかと思います。)
(サヴァリッシュ盤よりもさらに話題にならなかった気がしますが、ズービン・メータも好きな指揮者でして、隠れた名演と思い紹介します。)
(紹介している中では一番新しい録音。期待が大きすぎたのか、私自身はあまりピンと来ませんでした。)
(カラヤン盤より鳴らしているかもしれない。破裂音かと思うくらい強烈です。)
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