2008/02/11

シベリウス: 《クレルヴォ》

もはや"モノ"ではありませんが、購入した履歴を残したい思いから音楽について書かせていただくことにしました。

以前、手持ちの iPod touch を紹介したことがあります。ひとつのジャンルに特化する聞き方はしないのですが、小さい頃に楽器を習っていた影響もあって、私の iTunes に入っている曲の4分の3はクラシックです。
学生時代は HMVTOWER RECORDS に足繁く通ったものですが、働き始めてからピタったと止まっていました。iTunes Store での購入をきっかけに昨年あたりからクラシック熱が復活。自分でも異様と思うペースになっています。 (先日購入したBOSEのスピーカー M3 もその一環です。)


まぁ、こういう話はおいおい書くとして、最初はシベリウスの《クレルヴォ》を紹介します。

正直、シベリウスというとフィンランディアとかヴァイオリン協奏曲程度しか知らず、関心のある作曲家とは言えませんでした。

とかく五目な聞き方なので、ブラームスばかり聞いている週とか、ストラヴィンスキー熱が高い週などが出来てしまうのですが、ふと"自分が知らない著名な作曲家"を聞くことに興味が湧いたことがきっかけになりました。

なのであまり期待せずに買ったCD(正確にはiTunesでダウンロード)で、選択の動機も安かったというだけなんですが、思いのほかすばらしい曲で驚きです。

全体は5楽章で出来ていて、《クレルヴォ交響曲》という紹介も眼にします。禁断の恋に悩んで自殺する話を題材にしているため、全体に暗いトーンですが、映画音楽のようにわかりやすく、声楽が入ることもあって、普段クラシックを聞かない方でも聞きやすいのではないでしょうか。

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