前回紹介したベートーヴェンの全集が大変良い演奏だったので、もう一組買ってしまいました。
クラウディオ・アバドといえば、カラヤン亡き後のベルリン・フィルを率いた指揮者です。私自身がもっとも多くのCDを持つ指揮者でもあります。これくらい有名な指揮者になると、何を演奏しても賛否両論になるようで、このCDについても色々な意見を目にしました。
でも、以前にも取り上げた第9番がとても良い演奏だったこと、コリン・デイヴィスとは異なる演奏を期待できることもあって購入しました。
(わりと新しい録音なので、値段はデイヴィス盤より3,000円位高いです。)
1回聴いただけの印象では、全般にテンポが速いですね。デイヴィス盤を聴き倒した直後だからかもしれません…。フルサイズのオーケストラにしては編成を小さくしているようにも感じます。古楽器奏法の影響なんでしょうか、最近は室内楽のように聴こえる演奏が増えたように思います。
これまでに聴いた他の全集よりも正確に音が出ているというが、精緻な演奏だと思います。オーソドックスな演奏という評価も多いようですが、元々奇抜な指揮を好まないので、自分にあっているのかもしれません。
もっと聴かなくては!!
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