2012/01/29

中屋万年筆 H2 ブライヤー 薄 中軟

私にとって初めての中屋万年筆、 漆塗りのモデルが有名ですが、それよりはお手ごろなブライヤー軸のものです。

(2011年12月初旬に到着しました。注文から1.5ヶ月くらいだったと思います。)

基本的にはプラチナ万年筆ブライヤーと同じで、違いは、キャップリングの刻印が"Nakaya"になっているくらいです。 既にプラチナ ブライヤーを購入していたので、色違いにしました。


プラチナ ブライヤーと違って安く買う手段がほとんどないのに、あえて中屋万年筆が欲しかったのは、この特軟ニブに興味があったからです。
形は#3776そのものですが、刻印がオリジナルになっています。そして、サイドの切込みです。
これでペン先を軟らかくし、しなりやすくしているんですね。

実際に書いてみると、思った以上にグニャっとしますね。折れるような感覚まではありませんが、速記だと不安定感が先に来て書くのが難しいです。ゆっくり書けば、縦横に太ささの違いが出ますし、はらうところなどで綺麗な線が書けました。仕事向きではないですが、面白い感覚です。
ひとつ持っていると楽しいと思います。

プラチナのアカブライヤー(奥)とならべてみました。
形は同じです。地味な万年筆ですが、手前の方が多少華やかさが出ているでしょうか。

立派な箱に入っていると、とても高価な万年筆に思えます。プラチナ系は桐箱が多いですね。

中にはカートリッジが箱で入っていました。コンバーターは注文時に別に頼んだものです。
布製の筆袋がついてきます。あくまで和の感じなんですね。

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