今日は午後から雨になるということで、外出を諦め、ためていた靴磨きをやってしまおうと決意しました。
そのうち4足を順を追って紹介していきます。
①リムーバーで汚れ落し
リムーバーは革を痛めるということで敬遠する方もいるそうです。でも私は使う派です。
M.モゥブレィのステインリムーバー をコットンに少量つけて、サッとふきます。
あまり擦ると、色がはげるのか革が白っぽくなってしまいます。
左が 三陽山長のセンターエラスティック、
右は 三陽山長のUチップ(勘三郎) です。
左が 三陽山長のフルブローグ(コードバン)、
右は Scotch GrainのIMPERIALです。
水を嫌うコードバンにリムーバー使って大丈夫なのか?最初はひやひやしました。でも、強く擦らなければ大丈夫です。サッとふいただけでクリームは大分取れます。悪く言えばカサカサな状態です。
②デリケートクリームを入れる
汚れを落としたあと、デリケートクリームで革に栄養を入れます。
Collonil社のDIAMANT です。薄く塗ってから乾拭きします。
写真だとわかりにくいでしょうか。実際にはデリケートクリームだけで程よく艶が出ます。革もすべすべです。DIAMANTは柔軟剤が入っていないので、柔らかくならないところが良いです。どの色の靴にも汎用的に使えるところも便利です。
③乳化性クリームを入れる
②までで下地が出来ましたので、ここから乳化性クリームを入れます。
私の場合、靴用のペネトレートブラシに少しだけクリームをつけ、極力薄く延ばすように入れます。その後、ブラシでクリームを落としてからクロスで再度クリームを落とすように磨きます。
ちなみに、ペネトレートブラシってこんなやつです。
一応、乳化性クリームは使い分けていて、勘三郎とSctoch Grainには、M.モゥブレィ(ミディアムブラウンとバーガンディ)、黒のセンターエラスティックには La Cordonnerie ANGLAISE の BEE WAX を使っています。黒については、BEE WAXの光り方が好きなんです。
なお、コードバンだけは、WOLYの専用クリーム を使います。
このクリームは蓋にスポンジが付いていて、そのまま塗れるようになっています。
影になっていてわかりにくいですが、これで"ほぼ"完了です。
完了後はこんな様子です。
この後、つま先を固形のワックスで磨き(鏡面磨き)、最後に防水スプレーをして終了です。
先は長いので、続きは別の機会にします。
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