モンブランの1950年代の万年筆、モンテ・ローザです。
eBayで1万円くらいでした。 学生向けの廉価版万年筆ということで、値段もお手ごろ、60年前の万年筆にしては数も多いようです。
学生向けというより子供向けなのか、とても小さい万年筆です。その割りには渋いデザインですが、とてもバランスの良い形をしています。
キャップに"MONTBLANC Monte Rosa"の掘り込みが入っています。大きな傷もなく、良い状態で購入できたと思います。
天冠にホワイトスターがない代わりに、キャップリングが波打っています。これが気に入って購入しました。なかなかかわいらしいです。
14金の小型ニブです。前にもモンテ・ローザを買おうと思っていたことがありましたが、そのときは状態の良さそうなものが太字しかなく諦めたことがあります。 今回はEFがありました。国産の細字と同じくらい細い字がかけます。ただ、ちょっとザラつきがあった重たいので、機会があったら調整してもらいたいです。
インクは吸入式でシンプルな窓がついています。インクの吸い上げもスムーズでした。
ボロボロですが箱付きでした。箱にも波型が描かれています。
特にヴィンテージに関心はないのですが、今でも現役で通用するデザインだと思います。値段も安いので普段用でガシガシ使いたいです。
2012/02/04
AURORA ASTIL F
アウロラの万年筆、アスティルです。ヤフオクで中古品を購入しました。
ニューヨーク近代美術館の永久展示品に選ばれたモデルとして有名ですよね。
スーツの内ポケットに入れる万年筆としてこれまでに何本か細身の万年筆を買ってきましたが、いつかアスティルが欲しいと思っていました。とはいえ、定価で40,000円もします。一見すると何でもないシンプルなペンなので、何となく二の足を踏んでいました。
今回ヤフオクで非常に安く落札できたので、ラッキーと思っていたんですが…。
ニブは14金のFです。小さいニブですが、ユニークな形をしています。
向きを変えるとこんな感じ、ぼこっとへこんでいます。
コンバーターは、ゴムサックが内臓されたタイプ。シェーファーのコンバーターに似ていますね。
と、ここまでは順調なんですが、この万年筆、インクが出ません。インクの吸い上げがはできていて、コンバーターを押すとインクは染み出てくるんですが、ペン先にインクが届かない感じです。
改めてヤフオク上の説明を見ると、「コンバーターは正常に動作します。ペン先はやや開いているように見えます」と書いてある。確かにコンバーターは機能していますし、ペン先が開いているのも確かです。それを承知で購入したものの、まさかインクが出ないとは…。
ヤフオク初心者ですが、早速洗礼を受けた気分です。
とはいえ、致命的な故障ではない気がするので、一度ペンクリニックで症状を見てもらって、必要なら修理に出そうと思います。それでも元は取れるくらい安く購入したので、クレームはつけませんでした。
ニューヨーク近代美術館の永久展示品に選ばれたモデルとして有名ですよね。
スーツの内ポケットに入れる万年筆としてこれまでに何本か細身の万年筆を買ってきましたが、いつかアスティルが欲しいと思っていました。とはいえ、定価で40,000円もします。一見すると何でもないシンプルなペンなので、何となく二の足を踏んでいました。
今回ヤフオクで非常に安く落札できたので、ラッキーと思っていたんですが…。
ニブは14金のFです。小さいニブですが、ユニークな形をしています。
向きを変えるとこんな感じ、ぼこっとへこんでいます。
コンバーターは、ゴムサックが内臓されたタイプ。シェーファーのコンバーターに似ていますね。
と、ここまでは順調なんですが、この万年筆、インクが出ません。インクの吸い上げがはできていて、コンバーターを押すとインクは染み出てくるんですが、ペン先にインクが届かない感じです。
改めてヤフオク上の説明を見ると、「コンバーターは正常に動作します。ペン先はやや開いているように見えます」と書いてある。確かにコンバーターは機能していますし、ペン先が開いているのも確かです。それを承知で購入したものの、まさかインクが出ないとは…。
ヤフオク初心者ですが、早速洗礼を受けた気分です。
とはいえ、致命的な故障ではない気がするので、一度ペンクリニックで症状を見てもらって、必要なら修理に出そうと思います。それでも元は取れるくらい安く購入したので、クレームはつけませんでした。
Conklin Mark Twain Crescent Collection Yellow/Blue Marble F
前に書いた初めてのコンクリンに続いて、2本目、有名なクレセント・フィラー式の万年筆です。
復活当初に発売されたものは国内定価が63,000円もしましたが、こちらは現地の定価で165ドル。まったく別物なんでしょうね。
(国内のサイトではこの製品を定価63,000円と表記しているところがあります。日本には入っていないモデルですし、公式HPとの価格差があまりにも大きいので注意したほうがいいですよ。)
黒軸が多数を占める自分のコレクションの中では異彩な派手さです。黄色と水色の組み合わせはよくありますが、ペンのデザインとしては人前で使うのに勇気がいりますね。だからなのか、とても安く買うことができました。軽い万年筆なので、キャップを挿して書いても問題ありません。
何といっても特徴なのは、製品名になっているクレセント・フィラー式というのインクの吸入方法です。
飛び出たリングを押すと、中のゴムサックがつぶれてインクが入ります。軸に巻かれているリングはストッパーの役割を担っています。ペン先と向きが揃えてあるので、リングが手に引っかかることはなく、デザイン上のアクセントとしても面白いと思います。
ただ、このリングがしっかり固定できないあtめ、筆記時にカチャカチャするのが欠点です。
このペンは分解できます。こちらはゴムサックの様子。ゴムサックの万年筆を何本か持っていますが、いずれは劣化しますよね。そのときは自分で交換できるものなんでしょうか。
こちらがゴムサックを押しつぶすリング、こうして見るとシンプルな構造ですね。
ゴムサックを使ったものとしてはボタン式やレバー式がありますが、そちらの方が軸に突起を作らない点でよくできていると思います。
以前に購入したスチールニブと見た目はまったく同じ。ただ、こちらは14金だそうです。
マーク・トウェインが愛用したなど薀蓄の多い万年筆ですが、私の中では実用というよりコレクション色の強い万年筆になりそうです。気分転換したくなったときにでもインクを入れてみようと思います。
復活当初に発売されたものは国内定価が63,000円もしましたが、こちらは現地の定価で165ドル。まったく別物なんでしょうね。
(国内のサイトではこの製品を定価63,000円と表記しているところがあります。日本には入っていないモデルですし、公式HPとの価格差があまりにも大きいので注意したほうがいいですよ。)
黒軸が多数を占める自分のコレクションの中では異彩な派手さです。黄色と水色の組み合わせはよくありますが、ペンのデザインとしては人前で使うのに勇気がいりますね。だからなのか、とても安く買うことができました。軽い万年筆なので、キャップを挿して書いても問題ありません。
何といっても特徴なのは、製品名になっているクレセント・フィラー式というのインクの吸入方法です。
飛び出たリングを押すと、中のゴムサックがつぶれてインクが入ります。軸に巻かれているリングはストッパーの役割を担っています。ペン先と向きが揃えてあるので、リングが手に引っかかることはなく、デザイン上のアクセントとしても面白いと思います。
ただ、このリングがしっかり固定できないあtめ、筆記時にカチャカチャするのが欠点です。
このペンは分解できます。こちらはゴムサックの様子。ゴムサックの万年筆を何本か持っていますが、いずれは劣化しますよね。そのときは自分で交換できるものなんでしょうか。
こちらがゴムサックを押しつぶすリング、こうして見るとシンプルな構造ですね。
ゴムサックを使ったものとしてはボタン式やレバー式がありますが、そちらの方が軸に突起を作らない点でよくできていると思います。
以前に購入したスチールニブと見た目はまったく同じ。ただ、こちらは14金だそうです。
マーク・トウェインが愛用したなど薀蓄の多い万年筆ですが、私の中では実用というよりコレクション色の強い万年筆になりそうです。気分転換したくなったときにでもインクを入れてみようと思います。
Coklin Herringbone Collection Deep Sea Blue F
コンクリンというメーカーの万年筆を初めて購入しました。
私にとっては、初めてヤフオクで購入したペンでもあります。1年くらい前から海外通販、特にeBayを使うようになり、ものによっては大分安く買えるようになったと思っています。ただ、海外通販はトラブルが起きたときに少々面倒なことや、到着に時間がかかるデメリットもあって、今回からヤフオクを試してみることにしました。
初めてなので、比較的安価なものと思って選んだのがこのペンです。コンクリンは1898年アメリカ創業の会社だそうですが、一度なくなり、2000年に復活したブランドという説明がありました。なので、当時の製品とは別の会社が作っているんだと思います。
このモデルはヘリンボーン・コレクションという製品、 波型の模様が特徴です。
かなり大型の万年筆です。また、本体に比較してキャップが非常に重くなっています。上の写真ではキャップを挿していますが、実際にこの状態で筆記するのは難しいと思います。
この波型はどうやって作ってるんでしょうかね。
スチール製のFニブです。まだインクを入れていないので筆記感はわかりませんが、シンプルなデザインやちょうど良い大きさには好感を持っています。"TOLEDO"の刻印は、創業地であるオハイオ州トレドのことだそうです。
メッキが安っぽかったり不満がないわけではないものの、落札価格3,500円にしてはコンバーターも付いているし、しっかりしたペンだと思います。
私にとっては、初めてヤフオクで購入したペンでもあります。1年くらい前から海外通販、特にeBayを使うようになり、ものによっては大分安く買えるようになったと思っています。ただ、海外通販はトラブルが起きたときに少々面倒なことや、到着に時間がかかるデメリットもあって、今回からヤフオクを試してみることにしました。
初めてなので、比較的安価なものと思って選んだのがこのペンです。コンクリンは1898年アメリカ創業の会社だそうですが、一度なくなり、2000年に復活したブランドという説明がありました。なので、当時の製品とは別の会社が作っているんだと思います。
このモデルはヘリンボーン・コレクションという製品、 波型の模様が特徴です。
かなり大型の万年筆です。また、本体に比較してキャップが非常に重くなっています。上の写真ではキャップを挿していますが、実際にこの状態で筆記するのは難しいと思います。
この波型はどうやって作ってるんでしょうかね。
スチール製のFニブです。まだインクを入れていないので筆記感はわかりませんが、シンプルなデザインやちょうど良い大きさには好感を持っています。"TOLEDO"の刻印は、創業地であるオハイオ州トレドのことだそうです。
メッキが安っぽかったり不満がないわけではないものの、落札価格3,500円にしてはコンバーターも付いているし、しっかりしたペンだと思います。
Faber-Castell Design Series Basic Mother of Pearl EF
ファーバーカステルのデザインシリーズから新しく万年筆が発売されたというので買ってみました。
デザインシリーズは、昔ローラーボールを使っていたことがあります。万年筆は初めてです。
ファーバーカステルの万年筆としては、ペルナンブコ軸の万年筆に続き、2本目です。
新製品は、「カーボン」「レザー」「マザーオブパール」の3種類、カーボンと悩んでマザーオブパールにしました。キャップを後ろに挿すことができます。重さもそれほど気になりませんが、ものすごく長くなってしまうので、挿さずに使うのがよさそうです。
螺鈿のように見えます。定価5,000円の万年筆なので似せているものだと思いますが、なかなか良い感じです。また、全体にラメが入っていて綺麗な軸です。
ペン先です。スチール製でがっちりしたニブです。EFで結構細い字が書けますし形状もオーソドックスなので、仕事用に使いやすいと思います。刻印のデザインも好きです。
唯一気になるのは、コンバーターが浮くことです。写真だとわかりにくいですが、コンバーターがどうしてもぐらつきます。
せっかくならと思って純正のコンバーターを買いましたが、カートリッジに使われるようなビニール製で貧弱なのも残念でした(その割に高い)。特殊な仕様じゃないので、ペリカンとかのコンバーターにすればよかったです。
今は、仕事場のペン立てでメモ用に使っています。
デザインシリーズは、昔ローラーボールを使っていたことがあります。万年筆は初めてです。
ファーバーカステルの万年筆としては、ペルナンブコ軸の万年筆に続き、2本目です。
新製品は、「カーボン」「レザー」「マザーオブパール」の3種類、カーボンと悩んでマザーオブパールにしました。キャップを後ろに挿すことができます。重さもそれほど気になりませんが、ものすごく長くなってしまうので、挿さずに使うのがよさそうです。
螺鈿のように見えます。定価5,000円の万年筆なので似せているものだと思いますが、なかなか良い感じです。また、全体にラメが入っていて綺麗な軸です。
ペン先です。スチール製でがっちりしたニブです。EFで結構細い字が書けますし形状もオーソドックスなので、仕事用に使いやすいと思います。刻印のデザインも好きです。
唯一気になるのは、コンバーターが浮くことです。写真だとわかりにくいですが、コンバーターがどうしてもぐらつきます。
せっかくならと思って純正のコンバーターを買いましたが、カートリッジに使われるようなビニール製で貧弱なのも残念でした(その割に高い)。特殊な仕様じゃないので、ペリカンとかのコンバーターにすればよかったです。
今は、仕事場のペン立てでメモ用に使っています。
Pelikan Edelstein SAPPHIRE
久しぶりにインクを買いました。ペリカンのエーデルシュタインインク、色はサファイアです。
高級インクをうたっているだけあって、2,500円くらいします。国産だと800円くらいのものもあるので、確かに高いです。エーデルシュタインというのはドイツ語で宝石のことだそうで、色の名前もオニキスやトパーズなど、宝石の名前が使われています。
ガラス瓶も肉厚で高級感がありますし、自社ロゴを大きく入れるあたり、キモ入りの新製品なのかもしれません。で、インク自体にもHPには「筆記を滑らかにし万年筆を保護する特殊な成分が含まれています」とあります。どんなものかはわかりませんが、使ってみてすぐに実感するのは難しいと思います。
購入したサファイアは、少し紫がかった青です。もっとシンプルな深い青を勝手に想像していたので、ややギャップがありました。
最近はほとんど青いインクしか使っておらず、ブルーブラックでも違和感を持ってしまいます。その近況からすると、赤味が入ったインクも多少使いづらさを感じてしまうのですが、透明感を意識してか割と薄い色合いなので、許容できる範囲です。
使い心地もさることながら、机に飾っておくと格好良いですね。
プラチナ万年筆 インククリーナーセット(ヨーロッパサイズ専用)
プラチナ万年筆のインククリーナーです。
前に一度購入したことがあり、何度か使っていますが、友人にあげたりして洗浄液が無くなってしまいました。今回は「ヨーロッパサイズ専用」が出たというので、買ってみました。
洗浄液の仕様は同じものだと思いますが、付属のスポイトがヨーロッパの一般的な形に対応しています。これまではゴム製のポンプにカートリッジの切れ端をつけたものを使っていましたが、ちょっとパワーがありすぎたので、今度からはこれを使うことにします。
それにしても、万年筆専用の洗浄道具って少ないですね。
ピペット用のゴムポンプを使っている方がお見かけしますが、使い捨ての筆記具じゃないので、ケア用品も充実させて欲しいです。
そんな中、自身の仕様と違うスポイトまで用意されるプラチナさんは立派だと思います。
前に一度購入したことがあり、何度か使っていますが、友人にあげたりして洗浄液が無くなってしまいました。今回は「ヨーロッパサイズ専用」が出たというので、買ってみました。
洗浄液の仕様は同じものだと思いますが、付属のスポイトがヨーロッパの一般的な形に対応しています。これまではゴム製のポンプにカートリッジの切れ端をつけたものを使っていましたが、ちょっとパワーがありすぎたので、今度からはこれを使うことにします。
それにしても、万年筆専用の洗浄道具って少ないですね。
ピペット用のゴムポンプを使っている方がお見かけしますが、使い捨ての筆記具じゃないので、ケア用品も充実させて欲しいです。
そんな中、自身の仕様と違うスポイトまで用意されるプラチナさんは立派だと思います。
Senetor President F
セネターというメーカーの万年筆、プレジデントを購入しました。(eBayから)
いまでもメーカーは残っていますが、籍はアメリカに移って比較的安価な筆記具に特化しているようです。
新品があればと思いましたが、現存するのかもわからず中古品を購入しました。
傷らしい傷もなく、状態の良いものでよかったです。
結構マニアックな万年筆だと思いますが、好きな方の間では有名なようで、いつも拝見しているブログなどで取り上げられているのがきっかけでした。
私自身はある程度固い書き味が好きなので、通の方が好む柔らかいペン先が合うか悩んでいました。しかし、それを払拭するほどに高い評価ばかりなので、ついつい興味が先走ったというのが正直なところです。
姿からしてどうしてもモンブランのマイスターシュテックと比べてしまいます。
すると、どうみても安っぽいです。そもそもの値段が違うので仕方ないんですが。
ただ、見た目以上に違いは軽さにあります。事前に書かれている方の記事で知ってはいましたが、手にすると本当に軽いですね。これは筆記量が多い私にはうれしいです。
ピストンフィラー式で、マイスターシュッテックと同じようなインク窓があります。
ただ、モンブランと違ってインクをいれてもインクが窓につきません。中にもうひとつ筒が入っているようです。
こちらがペン先。どうやら14Kと18Kがあるようです。 購入したのは14KのF。Bはかなり太いと書かれている方が多かったので、実用を考えてFを探しました。18Kは見つけられませんでしたが、14Kで十分です。
実際に書いてみると、思っていたほど柔らかくないです。カリカリするほど固くもないし、ちょうど良いくらいです。ややペナペナした感じというか、板が薄いような感覚がありますね。
大型の万年筆ということで、セーラーのキングプロフィット(左)、マイスターシュテック 149(右)と並べてみました。 3つの中ではセネターが一番短いです。太さも149に比べれば細いので、大きさで見るなら146に近いかもしれません。
こちらはペン先。左右のペン先は本当に大きいので、それに比べると小さく見えますね。実際にはセネターのペン先もかなり大型なんですが。
サイズが大きいこともあって、普段使いにせず「年賀状で活躍」と書かれている方も複数お見掛けしましたが、このサイズと書きやすさなら普段使いにできます。
ここ1ヶ月ほどメインで使っていて、今のところ快調です。珍しい万年筆を使っているという満足感も得られるし、 面白いものを買えたと思います。
いまでもメーカーは残っていますが、籍はアメリカに移って比較的安価な筆記具に特化しているようです。
新品があればと思いましたが、現存するのかもわからず中古品を購入しました。
傷らしい傷もなく、状態の良いものでよかったです。
結構マニアックな万年筆だと思いますが、好きな方の間では有名なようで、いつも拝見しているブログなどで取り上げられているのがきっかけでした。
私自身はある程度固い書き味が好きなので、通の方が好む柔らかいペン先が合うか悩んでいました。しかし、それを払拭するほどに高い評価ばかりなので、ついつい興味が先走ったというのが正直なところです。
姿からしてどうしてもモンブランのマイスターシュテックと比べてしまいます。
すると、どうみても安っぽいです。そもそもの値段が違うので仕方ないんですが。
ただ、見た目以上に違いは軽さにあります。事前に書かれている方の記事で知ってはいましたが、手にすると本当に軽いですね。これは筆記量が多い私にはうれしいです。
ピストンフィラー式で、マイスターシュッテックと同じようなインク窓があります。
ただ、モンブランと違ってインクをいれてもインクが窓につきません。中にもうひとつ筒が入っているようです。
こちらがペン先。どうやら14Kと18Kがあるようです。 購入したのは14KのF。Bはかなり太いと書かれている方が多かったので、実用を考えてFを探しました。18Kは見つけられませんでしたが、14Kで十分です。
実際に書いてみると、思っていたほど柔らかくないです。カリカリするほど固くもないし、ちょうど良いくらいです。ややペナペナした感じというか、板が薄いような感覚がありますね。
大型の万年筆ということで、セーラーのキングプロフィット(左)、マイスターシュテック 149(右)と並べてみました。 3つの中ではセネターが一番短いです。太さも149に比べれば細いので、大きさで見るなら146に近いかもしれません。
こちらはペン先。左右のペン先は本当に大きいので、それに比べると小さく見えますね。実際にはセネターのペン先もかなり大型なんですが。
サイズが大きいこともあって、普段使いにせず「年賀状で活躍」と書かれている方も複数お見掛けしましたが、このサイズと書きやすさなら普段使いにできます。
ここ1ヶ月ほどメインで使っていて、今のところ快調です。珍しい万年筆を使っているという満足感も得られるし、 面白いものを買えたと思います。
Calzificio Palatino ロングホーズ
パラティノというメーカーの靴下です。
存在は前から知っていたんですが、「高い靴下だなぁ」という覚え方でした。
靴のリペアで日本橋三越へ行ったときに7割引きで売られていたのを見て、衝動的に買ってきました。
国内では定価で1足4,500円くらいで売られています。靴下は消耗品なので、そんなに高いものには手が出せないのですが、1足1,500円なら普段買うものと変わりません。
セールになっているということは型落ちなんでしょうし、非常に薄い生地なので、この時期には売れないのかもしれません。実際、今年の寒い冬には厳しいです。
さすがに作りはしっかりしていて、薄い生地でもしゃきっとしているように感じます。
コートがいらなくなるときまでしまっておきます。
5月頃から使おうかな。
存在は前から知っていたんですが、「高い靴下だなぁ」という覚え方でした。
靴のリペアで日本橋三越へ行ったときに7割引きで売られていたのを見て、衝動的に買ってきました。
国内では定価で1足4,500円くらいで売られています。靴下は消耗品なので、そんなに高いものには手が出せないのですが、1足1,500円なら普段買うものと変わりません。
セールになっているということは型落ちなんでしょうし、非常に薄い生地なので、この時期には売れないのかもしれません。実際、今年の寒い冬には厳しいです。
さすがに作りはしっかりしていて、薄い生地でもしゃきっとしているように感じます。
コートがいらなくなるときまでしまっておきます。
5月頃から使おうかな。
J.Press ストール
Allen Edmonds Fifth Avenue E Black
アレン・エドモンズのキャップトゥです。Trading Postの新春セールで買いました。
Trading Postで靴を買ったのは2回目、1回目は6年くらい前で、店員さんに薦められたアルバラデホを購入したものでした。
実はそのときに購入候補にしていたのがアレン・エドモンズでした。
足にあわないと思ってあきらめてから6年越しの購入になりました。感慨深いです。
ヨーロッパの靴とは違うコロンとした形は、これまでに履いてきたどの靴とも違うので新鮮です。
正面から見るとほとんどクビレがなく、無骨な印象です。
トゥの部分、まん丸のラウンドトゥに小さいキャップが特徴で、欲しいとおもった一番の決め手です。
全体のバランスからすると小さすぎるように思え、キャップがちょこんと乗っているように見えます。
履きやすいという高い評価を聞くものの、やはり慣らすまでは諦めたときの印象どおりです。
のっぺりした型なので、足全体を包むような履きごごちではありません。小指の付け根とか点であわせる感じです。人によりけりとは思うものの、癖のある型だと思います。
とはいえ、6年前に比べれば色々な履きここちの靴があることを多少は理解したので、こういう感触の靴もあるんだと思っています。
ここの靴は底にシャンクをいれていないそうなので、沈み込んでくると感覚が変わってくるかもしれません。
青山のお店で購入後、そのまま日本橋三越にあるリペア工房へ寄って、 スチールを貼ってもらいました。錆びるとか音がするとかで賛否あるようなんですが、これが一番長持ちするんですよね、
最後の特徴は踵、ストンとしていて包まれる感じはありませんし、そもそもの作りが大きめなんですが、深いです。包み込まない分、深さで抑えるているような感じです。
正直にいえば、縫い方はさほど丁寧に見えないし、カーフとは書かれているものも、革質もよいとは言えず、キメの荒さが目立ちます。それでも独特な表情は魅力的だと思います。
たくさん履いて、クタクタになったくらいが格好良いのかもしれません。
Trading Postで靴を買ったのは2回目、1回目は6年くらい前で、店員さんに薦められたアルバラデホを購入したものでした。
実はそのときに購入候補にしていたのがアレン・エドモンズでした。
足にあわないと思ってあきらめてから6年越しの購入になりました。感慨深いです。
ヨーロッパの靴とは違うコロンとした形は、これまでに履いてきたどの靴とも違うので新鮮です。
正面から見るとほとんどクビレがなく、無骨な印象です。
トゥの部分、まん丸のラウンドトゥに小さいキャップが特徴で、欲しいとおもった一番の決め手です。
全体のバランスからすると小さすぎるように思え、キャップがちょこんと乗っているように見えます。
履きやすいという高い評価を聞くものの、やはり慣らすまでは諦めたときの印象どおりです。
のっぺりした型なので、足全体を包むような履きごごちではありません。小指の付け根とか点であわせる感じです。人によりけりとは思うものの、癖のある型だと思います。
とはいえ、6年前に比べれば色々な履きここちの靴があることを多少は理解したので、こういう感触の靴もあるんだと思っています。
ここの靴は底にシャンクをいれていないそうなので、沈み込んでくると感覚が変わってくるかもしれません。
青山のお店で購入後、そのまま日本橋三越にあるリペア工房へ寄って、 スチールを貼ってもらいました。錆びるとか音がするとかで賛否あるようなんですが、これが一番長持ちするんですよね、
最後の特徴は踵、ストンとしていて包まれる感じはありませんし、そもそもの作りが大きめなんですが、深いです。包み込まない分、深さで抑えるているような感じです。
正直にいえば、縫い方はさほど丁寧に見えないし、カーフとは書かれているものも、革質もよいとは言えず、キメの荒さが目立ちます。それでも独特な表情は魅力的だと思います。
たくさん履いて、クタクタになったくらいが格好良いのかもしれません。
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