2007/03/25

ALBALADEJO Derby


ALBALADEJOのダービーシューズです。
Scotch Grainで良い靴を知った直後、初めてTrading Postへ行ったときに買いました。
この靴にも店員さんにまつわる思い出があります。
どんなメーカーがあるのかもよく知りませんでしたが、まずは靴の専門店に行ってみようと思い、Allen Edmondsの広告を出していたのをきっかけに、Trading Post 青山店へ行きました。

一応、Allen Edmondsを目当てに行ったのですが、あまりに種類が多いので、なにがどうなんだかさっぱりわからず、オロオロしてしまいました。

見かねた店員さんが声をかけてきてくれたので、正直に「どう選んだらよいかわからないんです。」と答えたところ、まずは「見た目で履いてみたい靴がありますか?」というところからはじめてくれました。

ゲージで足のサイズを測ってから、何足か選んで試着させてもらいましたが、どうもしっくりしません。
ブカブカするところとキツイところがあって、明らかに足にあっていないのです。
足の形が良くないのかなぁと諦めようとしたところ、「ちょっと待ってください」と店員さんが外して、「来週から店頭に出す靴なんですが、履いてみてくれませんか」とALBALADEJOの靴を持ってきてくれました。

その日試した靴の中では一番細く見えましたが、足入れした途端に思わず「おぉー!」と叫んでしまいました。計測した時点でこの靴を勧めようと思ったそうです。
前に買ったScotch Grainは、何回か履いてみて踵のゆるさなどが気になりつつあったのですが、経験も浅く「こういうものだ」と解釈していました。足に合うってこういうことなんだという感覚は今でも鮮明に残っています。

それまでは、「甲が高く、幅の広い足」と思っていましたが、実際には平均的な足だそうです。「どちらかというとクビレのしっかりした靴の方が合いやすい形です」といわれました。

最後は、「店内は照明を落としているので、外に出て色合いなどを見てください」ということで言われるままにして購入しました。

同じお店には適当な応対をする店員さんもいますので、絶賛するばかりではないんですが、あの店員さんでよかったという思い出でした。

以後、他の靴も増えたので使用頻度は落ちましたが、まだまだ現役です。

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