靴を探してもらっている間に店内をうろうろしていたら、古いモデルの靴が安くなっています。
そこに店員さんが靴を持って登場。
興味ありげな様子がばれると、火がついたように話し始めました。
面が割れてしまっており、「kazanさんのサイズで残っているのは…」と、とんとん拍子に話を進め、悩む暇もなく畳込まれてしまいました。
U-Tipのダブルモンクです。
オーソドックスなデザインが多い私としては、風変わりなモデルといえます。
(John Lobbの2000年ヴィンテージモデルを意識したものですね。)
モンクストラップを履くには年齢が足りないと思い躊躇していましたが、安くなっていたこともあり気に入ってしまいました。
(正面 - スキンステッチが入っています)
それから、これまでと違うのは木型です。三陽山長のベーシックなラインは、R201という木型ですが、この靴はR207という型です。
(最新は修正版?のR208 という型のようですが、R207は1シーズン前の木型なんでしょうか。)
履いてみると、R201より"くびれ"がはっきりしていて、締まりが強くなった印象。
私にとってはかなりロングノーズですが、甲が高くボリュームのあるつま先なので、細い靴には見えないと思います。
(写真でも、つま先が大分長いのがわかると思います。上がR201で同じサイズ。)
その他、細かいところでは、"トーマスヒール"という独特な形状の踵になっています。
足首が疲れにくいように設計されているとか。
最後にソール。スペードソールにヤハズがけが施されています。
このタイプは既に持っているので、良さは実感済です。履き心地はダブルソールですから、歩いていても地面の感触が足に響きにくい一方、反り返りはシングルソールと同じでなじみやすいので、シングルとダブルの長所を得られます。
(ヤハズになっているのがわかるでしょうか。つま先のボリューム感も伝わるとよいのですが。)
何足買っても新しい靴が欲しくなる。
買った靴は大事に履くので、結果として数が増える一方です。
まぁ、お金のかかる趣味としては唯一ということを理由に、自分で自分を許すしかないですね。
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