2012/06/30

AURORA Land of Asia M

この2ヶ月ほど忙しくて更新していませんでしたが、今週末で一段落したので、これまでに購入したものを連続してアップしています。
その中ではこれが最後、 アウロラのランド・オブ・エイシアです。
現在も続いている(?)アウロラの大陸シリーズ、アフリカに続く第2弾として発売されたアジア版です。


アジアといっても広大ですがモチーフは東洋文化らしいので、軸の緑と茶の組み合わせは竹林のイメージですかね。アフリカ、アジアのほか、エウロパ(ヨーロッパ)、アメリカとシリーズ化されている中では一番個性的な色合い、目立ちますが地味な配色なので仕事場で使っても大丈夫だと思います。

緑色の万年筆としては、ペリカンのM300M101Nを持っていますが、マーブル模様は初めてです。ペリカンの無骨な感じもいいですが、こういう華やかなな万年筆は持っているだけでも楽しめます。
写真だと見えにくいかもしれませんが、茶色の部分は透き通っていて、中の構造が一部見えます。


東洋文化がモチーフですが、特に仏教文化を中心にしているようです。写真は扇とブッダ、そのほかも蓮の花と仏塔の刻印があります。

発売本数は7,500本だそうです。限定といっても結構な数ですね。

軸の模様とニブの素材を除けば、基本的な仕様はオプティマと同じです。
インクはピストン吸入式、アウロラオリジナルのリザーブタンクがついています。

天冠についているのはグリーンジェイド(翡翠)だそうです。

通常品が14金なのに対し、こちらのニブは18金です。
Mにしたので少し太いかなと思いましたが、固いので太くは感じません。国産のMと同じか少し細いくらいだと思います。今はアウロラのニブが一番好きです。

ペン芯はエボナイト製、ここにMの刻印が入っています。


アウロラ製品は、自分が主力にしているペンの中でも特に登場率が高いメーカーです。
左からアメリカ(ボールペン)、エイシア、オプティマ、88、いずれも常にインクを入れています。
歴史のあるメーカーですし、コレクターにとってはメジャーですが、もっと有名になっても良いブランドだと思います。

ケース、やはりアジアってこういう落ち着いた印象なんでしょうかね。箱に描かれているのは万里の長城です。

軸色に合わせた緑色の箱、合皮でくるんであります。

前からほしいと思っていた万年筆で、割と手ごろな価格で新品を購入できました。
いつか大陸シリーズをそろえられたら…。

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