2010/11/04

4. フィレンツェ1日目② サン・マルコ美術館~ポンテ・ヴェッキオからサンタ・マリア・ノヴェッラ教会

フィレンツェ1日目の続きです。ドゥオモ見学後にカルツァイウォーリ通りを南へ進みました。
途中お菓子屋などを覗きながら、門が見えたので共和国広場へ。

綺麗に並べてあります。お土産によさそうです。

一本道を外れて共和国広場。ここから通りを変えて、カリマーラ通りを南下します。

広場からほどなくしたところにあるのが、メルカート・ヌオヴォという市場。
フィレンツェは革製品が有名です。ここは革製品専門の「ミニ・アメ横」という感じ。
連れが2000円位のミニバッグを購入。すごいものではないと思いますが、2000円とは思えない皮質です。

そして、有名なシニョーリア広場へ到着。この辺りは明日も来ることになりますが、フライングで見学しました。大きな時計をもつこの建物はヴェッキオ宮殿。現在は一部が市庁舎になっているようです。

なんといっても、この広場にはミケランジェロのダビデ像が置かれていたことで知られています。
(現在オリジナルはアカデミア美術館にあり、広場にあるのはレプリカです。明日本物を見ます。)
 
ヴェッキオ宮殿は1階だけ無料で公開されています。写真は中庭です。

ヴェッキオ宮殿の右手にあるのが、ランツィの回廊。この後ろがウフィッツィ美術館です。

ウフィッツィ美術館。月曜日は休館なので人はいません。明日 12:00に予約しています。

休日でも回廊は楽しめます。すべての柱に偉人の彫像が置かれています。上の写真はレオナルド・ダ・ヴィンチ。

こちらはフィレンツェで生まれたダンテ・アリギエーリ。月桂樹の輪が特徴ですよね。

ウフィッツィ美術館を抜けるとアルノ川、そしてメジャー観光スポットであるポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)が見えてきます。

ウフィッツィ美術館からポンテ・ヴェッキオ、ピッティ宮殿へ続くヴァザーリの回廊。その下を歩いてポンテ・ヴェッキオへ向かいます。

ここが橋の入口。

橋の上は貴金属店が「多い」と聞いていましたが、実際には貴金属店「しか」ありません。
橋の上はとてもにぎやかなんですが、店内にいる客は少ない。価格帯もさまざまでしたが、財布の紐は皆さん固いようです。もちろん、我々もウィンドウショッピングです。

橋の中間から撮った風景、西隣にサンタ・トリニタ橋が見えます。

ここがポンテ・ヴェッキオを渡りきった辺り。回廊はまだ続いています。

そして、ここでお買い物。MADOVAという手袋の専門店です。
日本にいるときから行くと決めていたお店です。

ローマにも手袋専門店がありスペイン広場あたりで覗きましたが、ここに来るので我慢していました。せっかくなのでフィレンツェで革製品を買うことにしたものの、バッグなどは高価で敷居が高いので手袋にしようと思っていました。

MADOVAは日本のセレクトショップなどでも売っていますが、20000円位する高級品です。
ここでは50€くらいで買えますし、サイズも豊富です。

「私の手にはなかなか既製品が合わないんです」と伝えたら、「私もよ」って手を出してくれたのがうれしかったです。親しみやすい店員さんで助かりました。

表皮の種類(ゴートレザー(山羊))、色(ダークブラウン)、裏地(カシミヤ)を指定し、手を出してサイズを見てもらい、試着させてもらいました。

連れも同じ素材で赤と緑を選び、計3点で150€弱。日本の3分の1の値段で買えました。
これは良い買い物でした。

さて、ここから先は予定していないのでブラブラと歩くことにしました。
MADOVAから左に入ってボルゴ・サン・ヤーコポ通りを西へ進みます。でも、ほとんどの店が昼休み中。寂れた通りになってました。


サンタ・トリニタ橋の入口。 シンプルな橋です。

橋をわたると、トルナブオーリ通り。この辺りはブランドショップ街です。

ほんの一部ですが、イタリアということでPRADA。

トルナブオーリ通りの中心にあるのがストロッツィ宮殿。1階の中庭だけ拝見。
外側のつくりはメディチ・リッカルディ宮殿にそっくり。

反対側の入口を抜けるとLOUIS VITTON。

この辺りは細かい道が入り組んでいます。下の写真はスパダ通りとソーレ通りの分岐点。ソーレ通りを進みます。

なかなかに寂しい通り。観光で行く道ではないかもしれませんが、人が少なくちょっと休憩気分、

途中にあった生パスタ屋さん。日本だと生蕎麦を売る店みたいなものでしょうか。

さぁ、ソーレ通りをさらに進みんだところにあるのが、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
日本の青山にも支店ができた世界最古の薬局です。

薬局なんですが、中は宮殿のようです。
石鹸やオーデコロンなどが有名ですけど、日本ではとても高価、石鹸ひとつで2000円以上するものもあります。だからでしょうか、店内には日本人客が

香水も考えましたが買ったばかりのものがあったので、普段なら買わないルーム・フレグランスを買いました(写真は帰国後のものです)。
クリスマス限定のNATALEというスプレーです。日本では12600円。ここでは36€でした。
(日本での価格はいくらなんでも高くないか?)

少し通りを戻ると広々としたサンタ・マリア・ノヴェッラ広場。左に見えるのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。駅から裏側を見ていたので、中を見学することに、
 中庭を通って入場。ドメニコ会の修道院のようです。何でも先のサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の起源は、ここの修道僧が調合した薬なんだそうです。

ドメニコ会ってもっとシンプルだと思っていましたけど、結構豪華な教会です。

 正面のステンドグラス。

キリストの板絵が素敵でした。

さて、もう夕方です。今日は無理せずここで観光は一段落。
17:30頃にドゥオモへ戻ってきました。

一度ホテルに戻ってから夕食を食べにもう一度外へ出ました。
上の写真は裏口からですが、サン・ロレンツォ教会。

教会の前は革製品の露天がずらっと並んでいます。なかなか賑やかでした。

こちらがサンタ・マリア・ノヴェッラ駅。来た時は歴史を感じるなんて書きましたが、外から見ると現代的ですね。

夕食をとってフィレンツェ1日目は終了。ホテル前から夜のサン・ジョヴァンニ礼拝堂が見えます。

0 件のコメント: