2012/03/28

修理から帰ってきた万年筆

スティピュラ ノベセント が修理から帰ってきました。
三越で開催された世界の万年筆展のペンクリニックで見ていただき、持ち帰り修理をお願いしていた万年筆です。

私にとっては初めてのエボナイト軸で、本当にゴムの匂いがするんだと感心しつつ、とても期待していた万年筆でしたが、当初からペン芯がずれていて矯正しても戻ってしまうし、インクの出方も不規則でザラつきを感じるなど、残念な思いで眠っていました。


持ち帰りになった際には、内部のパーツの交換が必要とのことでしたが、実際にはどうだったのかよくわかりません。明細には「ペン先調整」とだけありましたので、交換は不要だったのかもしれませんね。

ペン芯のズレは解決されています。また、筆記時のひっかかりも無くなり、滑らかすぎる位になりました。もう少しフローを抑えてもらえばよかったかもしれません。
まだ3回しか経験していませんが、初めてペンクリニックの真価を実感しました。 ここまで良くしてもらえるならこれからもお願いしたいです。
メーカー不問の開催より、限定されたクリニックの方が真剣に扱ってくれるのかもしれません。

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