デルタのドルチェビータの中では唯一(?)のピストン吸入式万年筆(ピストン・フィリング)です。
自分にとっての初デルタはドルチェビータにしたい。だけど、コンバーター式はあまり好きじゃないということで踏ん切りがつかずにいましたが、吸入式のものがあると知り、海外通販で購入しました。
購入先はSpeerbob というお店です。実際の購入はeBayから申し込みました。
値段は送料込みで330ドル位、日本での定価が89,250円(実際には70,000円位で購入できるところがありました)ですから、随分価格差がありますね。
(メーカーによって内外価格差には幅があるようで、デルタは差が大きいのかもしれません。)
11月27日に注文して12月7日着。早い方だと思いますが、注文後に「1~2日後に発送し、10~15日位で届く予定」という定型文だけがきて、実際に発送したという連絡はありませんでした。
新品を購入した割りに箱が傷んでます。
安かったので文句はないんですが、倉庫に眠っていたのかな?
中には、小さいインクボトル(黒)がついていましました。
ただ、黒はあまり使わないので、しばらくは観賞用です。
さらに箱を開けると出てきました!!
以前に実物を見たものの、改めて大きい、というか、とても太い万年筆です。
重量も結構あります(40g)。なので、さらさらと書き連ねるタイプではないかもしれません。
個人的には太めの万年筆が好きなので軸は問題なし。重さはちょっと気になる、というところでしょうか。
キャップには、"DOLCEVITA"の刻印があります。これはあまり好きじゃないなぁ。
天冠には万年筆のモチーフが。でも、ちょっと中心がずれてませんか?
中心部分は透明になっていて、インクを確認できるようになっています。
鮮やかなオレンジ色のレジンが綺麗です。
インクの吸入機構は金属製で、回転式の蓋をはずすと出てきます。重いのはこれが原因だと思います。書くときの重心が後ろにくるので、割と気になりますね。
ペン先は14K、ニブはFです。大きめのペンが好みなので申し分なし。
↑解決しました。
吸入機構のネジを少し緩めたら書けるようになりました。
同封の説明書はドルチェビータのシリーズ共通らしく、この機構についての説明がありません。
なので、この方法で正しいのか微妙な気分ですが、恐らく、緩めないといけないからカバーがついているんだと思います。
で、字の太さですが、海外製万年筆の一般的なFの太さと同じ印象です。
フローはやや大目、ペン先は結構固いです。ただ、軸が太い分筆圧がかからないので、意外にサラサラと書けました。
残る問題はペンケースだなぁ。
以前に買った万年筆では、Omas製の2本(360(旧型) と Emotica)で同じ問題を抱えていて、いまだ解決していません。
一応、先日購入したROMEO(伊東屋オリジナル)のペンケースには入るんですが、キャップ部分がちょっと突っ張ってしまうんですよね。
どちらにしても明日は出かける予定なので、何か探してみます。
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