久しぶりに靴を買いました。スコッチグレインを買うのも久しぶりで、2003年頃に買ったインペリアル以来です。
(2011年11月下旬に東銀座の直営店で購入)
スコッチグレインは、作りや材質からして非常にパフォーマンスの良い靴なんですが、私には幅が広すぎたり(特に踵が大きいのがネック)、デザインがちょっと…だったり、ちょっと野暮ったいイメージがあります。
そんな中、購入したオデッサIIは、シングルEのロングノーズ(これは本当にロングノーズです。持っている靴の中でも最大の全長でした)という、スコッチグラインにしては珍しい(?)モデルです。
アノネイ社の革質も大変良いですし、モルトドレッシングというウィスキーをつかった仕上げも、程よくムラが出て格好良いです。
ただし、やっぱり踵は少し大きいです。
押さえのシールを貼らないと履けなかったインペリアルほどではないですが、あまり丸みもつけてないようで、がっちりホールドしてくれる感じではありません。
正面の姿です。キャップが大きいというのもこのブランドの特徴ですね。全体にくびれの少ない型だと思います。最初から履きやすいのがメリットですが、慣れてもジャストフィットにならないかもしれません。
使っているアノネイ製の革について説明書きが入っていました。HPなどでも紹介されていますから、自信があるんでしょうね。
最後に、隠れた名品と思うのが靴紐です。蝋引きの靴紐で、コシと粘りがしっかりしています。以前、別の靴屋さんで、どこで売っているのか聞かれたこともあります。単体では売っていないのですが、修理をお願いしたときにストックとして何本か分けてもらいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿