プラチナ万年筆の シャープペンシル、早川式繰出鉛筆です。
1915年に発売された、日本初の本格的シャープペンシルの復刻だそうです。
(2011年10月下旬に丸善で購入しました。)
ということで薀蓄を少し調べていたら、「シャープペンシル」って日本独特の呼び名で、家電の「シャープ」からきているんですって。そういえば、シャープの創業家って早川家ですよね。
有名な話のようなのであえて書くのは恥かしいですが、初めて知りました。
発売時のものとは大分仕様を変えているようですが、当時のペンを手にできているような感覚でうれしくなります。プラチナ万年筆のページをみると、この彫刻の入った天冠部分はスターリングシルバーだそうです。
「繰出」ということで、芯はこの天冠をひねると出てきます。
軸部分は、真鍮に銀メッキしたもの。1万円くらいの製品なので、さすがに純銀というわけにはいかないですね。軸の模様はオリジナルと違うように見えます。
芯の太さは0.5mm、日本での一般的な太さですが、これもオリジナルとは違うようです。このあたりは今の使い勝手にあわせているんでしょう。私自身もその方が使いやすいです。
ちゃんと桐箱に入れるあたりは、マニア心を知っている感じがします。一回出したらなかなか目にしないものですが、初めて開けるときにはわくわくしますよね。
シャープペンシルって、今となってはたまにしか使いませんが、それでも時々使うから持っておきたいものです。細身でコンパクトですし、いざというときのために、ペンケースに忍ばせておこうと思います。
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