パーカーの現行品では中堅の位置づくソネットです。
前からほしいと思っていたシズレを購入することができました。
「シズレ」は英語で「チーゼル」、日本語で「のみ」。掘り込まれた格子柄(チーゼル模様)のことを指しているんですね。
本体はスターリングシルバー製です。
ソネット自体はスタンダードラインの万年筆ですが、種類により価格帯に幅があります。その中で、シズレはわりと高級なラインになると思います。
パーカー自体はアメリカ創業の会社、でも今はイギリスのサンフォード傘下 、でもこのシズレはフランス製、なんとも多国籍です。
(このサンフォードというのも、正しくはNewell Rubbermaid(ニューウェル・ラバーメイド)社のオフィス製品部門のブランドで、このニューウェル・ラバーメイド社はアメリカの会社なんだとか。パーカーだけでなく、ウォーターマンやロットリングも同じグループなんですね。国籍を意識してしまうと何がなんだかわからなくなります。さらに、この会社のホームページを見ると、uni-ballというブランドも入っています。これって三菱鉛筆じゃないの?)
ニブは18K、字幅はFにしました。
固い筆記感ですが、カリカリというよりシャリシャリというか・・・。なんと言ったらよいのか、すべりよく書けるので、カリカリじゃないんですよね。
それから同じパーカーのデュオフォールドを買ったときにも思ったんですが、何となく、パーカーのニブって薄いというかぺラペラしているように見えませんか?
ケースは、パーカーのスタンダード品共通のデザインでした。
これで、パーカーの万年筆は、デュオフォールド、アーバン・プレミアム、I.M. プレミアムに続き、4本となりました。
考えてみたら手持ちのパーカーはすべて格子柄、代名詞的な模様なんでしょうね。
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