さて、2時間ほどホテルで休んで復活。もう4時近くなってしまいましたが、テルミニ駅に出て街めぐりを再開します。
テルミニ駅はローマの中心。日本でいえば東京駅です。とても大きくて現代的な建物です。
駅前は五百人広場。名前の由来は良くわかりませんが、今は巨大バスターミナルになっています。
五百人広場を越えたところにあるのが、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。
ディオクレティアヌス帝の大浴場跡に、ミケランジェロが設計して造られた教会です(1562年完成)。
ファサードは明らかに古いつくり。ルネサンス時代とは違うので、3~4世紀の大浴場の建物を残しているんだと思います。
十字を刻み込まれた男性像。 扉も現代的な作風です。
国葬を行うくらいの教会だけあって、豪華、華麗にして大きい教会です。
クーポラも華やかです。
そして、見学していて気づくのが「ガリレオと関係あるの?」ってこと。
後でわかりましたが、2008年に現法王のベネディクト16世が正式に地動説を認めたことを記念しているそうです。上の写真は記念に作られた(?)、ギャロという現代作家による振り子。
床に埋め込まれている日時計。19世紀まで実際に使っていたそうです。
この教会は中が明るい(たまたまかもしれませんが)ので、いっそう華やかに見えます。外観の地味な印象と内部にはギャップがあります。
大浴場跡には入れませんでしたが、その手前の中庭。このあたりはローマ帝国時代を感じさせますね。
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会の前は共和国広場。大きな噴水があります。噴水の向こうに見えるのがサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。
広場のすぐ近くに、ローマ三越があります。
ローマまで来て三越に行かなくても…、という方もいるでしょうけど、日本人スタッフがいる安心感はありがたいです。売り場は大きめのセレクトショップ位です。免税価格で買えるので空港での手続を経由せずに安く買えますし、お土産を買うには良い場所だと思います。
ここで17時を回りました。休憩したので体力的には余裕あり。明日はフィレンツェに行ってしまうので、もう1ヶ所まわっておきたい。そこで、A線 レプブリカ駅(レプブリカは共和国の意)から2つ先のフラミニオ駅へ。ここには双子の教会というのがあります。
上の写真は、フラミニオ駅の真上にあるポポロ門。
ポポロとは「市民」の意味。門の隣にあるサンタ・マリア・デル・ポポロ教会の建設資金を市民が負担したことに由来しているそうです。
その教会前のポポロ広場の先に双子の教会。文字通り、同じ教会が2つあります。
左がサンタ・マリア・ディ・モンテサント教会、右がサンタ・マリア・ディ・ミラーコリ教会です。
正面から見るとそっくりですが、左の教会の方が広いです。入ってみるとクーポラの形が違うなど差がわかります。
ポポロ広場では何かイベントが開催されてました。環境系のイベントでしょうか・・・。
駅を出てすぐのところにあるポポロ門の全景。 かつてはローマの入口にあたる場所だったそうです。
食事を済ませて20時を過ぎました。ローマはこれで終了。フラミニオ駅からホテルの戻りました。
ひたすら歩いた2日間のローマ観光でした。次からはフィレンツェへ移動します。
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