「サン・ピエトロ」は聖ペテロのこと。
ここが世界最大のキリスト教聖堂です。測り方で変わるみたいですが、2番目はロンドンのセント・ポール大聖堂(聖パウロ)、3番目がミラノのドゥオモ、4番目がフィレンツェのドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)とか。
単純にすごいと思うのは、装飾だけでなく天井の高さ。
特定の信教がない私には理解できませんが、カトリックの人たちが訪れれば感慨深い場所なんでしょうね。
写真だと大きさが伝わりませんね。本当に巨大です。
どこの教会でも祈っている方がいました。
宝物館みたいなところもありましたが、聖堂内のあちこちに彫刻があります。上の写真は「Leo XI(第232代教皇 レオ11世)」、本名はアレッサンドロ・オッタビアーノ・デ・メディチで、あのメディチ家の遠縁、在任から26日で亡くなってしまったそうです。
出入口部分、やはり混んでます。
運よく、警備兵が交代する場面を見ることができました。
鮮やかな制服はミケランジェロのデザインという話を聞きました。本当でしょうか? ピエロみたいでかわいらしいです。この警備兵たちはスイス人兵なんだそうな。
行ったのが土曜日だったので、日曜日に行われる説法の準備と思われます。大聖堂の前にはたくさんの座席が用意されていました。
なにしろ広くて大きいサン・ピエトロ大聖堂。
ここから歩いてローマの中心街へ行きます。
聖堂前の広場をテヴェレ川沿いに歩いていくと…。
サンタンジェロ城があります。中には入りませんでした。
サンタンジェロとは"Sant' Angelo"、「聖天使城」ということですね。ただ、名前とは違い、要塞、監獄的な風貌、実際にもそういう使われ方をしていたようです。
プッチーニの歌劇《トスカ》に出てくるカヴァラドッシは、この城から逃げてきたんですよね。
サンタンジェロ橋を渡って、さらにテヴェレ川沿いを歩くと…。
ウンベルト1世橋の向こうに見えるのは裁判所。さすがな感じ。
ここからがいよいよローマ中心街。
ザナルデッリ通りを少し南下すると、すぐにナヴォーナ広場に出ます。ここは3つの噴水が見所。
北側にあるネプチューンの噴水。
中央にはパンフィーリ宮殿があり、左に移っているのが四大河の噴水です。
パンフィーリ宮殿になぜかブラジルの国旗が? 調べてみたらブラジル大使館になっているそうです。
そして南側にはムーア人の噴水。
次なる目的地はパンテオン。予定より早かったので、遠回りに歩きます。
寄り道は、サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会。外観をみようと思っただけでしたが、残念ながら修復中。ここもプッチーニ作《トスカ》の舞台になっています。
ということでパンテオン到着。ナヴォーナ広場からまっすぐ行けば徒歩数分だと思います。
上の写真は正面(一部工事中)です。実際には裏手から到着しました。
正面に比べると側面は大分傷んでます。それもそのはず、築造から1900年たってるんですって。残っているほうがすごい。
パンテオンと言えば、やはり穴(オクルス)の開いた天井でしょう。
CDジャケットとか、あらゆるところで一度は目にする光景です。
ガラスが入っていないので、雨が降ると水が落ちてくるそうです。
やはり人気スポットだけに観光客でいっぱいです。
次は再度寄り道からトレヴィの泉、スペイン広場と名所ルートで1日目終了までです。
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