ノベセントというモデルで、色はレッドとブラックのマーブルになっています。
私にとっては初のスティピュラです。
また、エボナイト軸に漆を塗ったPILOT Custom 845を愛用していますが、無垢のエボナイト軸というのも初めてです。
(金属部分はスターリングシルバー製です。)
キャップを後ろに挿すと結構長くなり、重心も下がってしまいます。
嵌りも浅く挿さないほうが書きやすいので、外して書く想定かもしれません。ただ、そうするとちょっと短いんですよね。
ブランドロゴの刻印。
1973年創業ということなので、比較的新しいメーカーですね。でも、この万年筆はアールデコを意識したようなデザインでクラシックな感じがします。
ちょっとわかりにくいですが、マーブル模様になっています。黒と赤の組み合わせは日本的で好まれやすいのではないでしょうか。
エボナイトはゴムの一形態だと聞いていましたが、手にしてみると本当にゴムの匂いがするんですね。書いていると手にも匂いが移ります。
よく言われる、手に吸い付くような感じはそれほどでもないかな。
日本の代理店サイトを見ると、この商品は在庫がなくなり次第廃盤と書かれています。
まだ買えると思いますが、良いタイミングだったかもしれません。
ただ、サイトには吸入式とあるのに、この商品は両用式です。正確には違うものなんでしょうか。
ニブはM、何かでスティピュラはMでも細いと書いてありましたが、手元のニブは、標準的な海外製のMニブの太さです。
割と長いニブで筆記感はやわらかめだと思います。
当初はバイカラーになっている18Kのニブの探していましたが、見つからず現行品(?)の単色14Kニブになりました。
正直、「すごく作りの良い万年筆」とは思えないですが、それも含めてイタリアっぽい万年筆なのかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿