2011/07/16

DELTA Dolcevita Mini F

デルタの万年筆、ドルチェビータのミニサイズです。

デルタ製品は内外価格差が大きいので、私の財力では海外通販しか選択肢はありません。
これはeBayで購入したもので、送料を含め22,000円くらいでした。
(国内での定価は60,900円です!!)

ミニという名前のとおり本当に小さな万年筆ですが、彫刻が入っているリングはどのサイズでも共通のようです。そのせいか、ちょっとリングが大きすぎるように見えます。
さらに、キャップを後ろに指したときにカチッとはまらず、少しカタカタするのが難点でしょうか。
(短いのでキャップを指さないと書きづらいし。)

ドルチェビータのオレンジ色のレジンは本当に綺麗で大好きですが、それ以上にデルタが好きなのは、書きやすさが私にあっているからです。
胴体サイズの割には大きなニブです。書いたときの弾力がちょうど良く、字幅もここのFニブが一番使いやすい太さです。
 
ドルチェビータは、限定品でなくてもシルアルナンバーが彫られています。これは"14876"本目のようです。 でも、やっぱりキャップリングが大きすぎるんだよなぁ。


これで、デルタ製の万年筆は4本になりました。
左から、ピストン・フィリング(F)20周年モデル(M)、ミニ(F)、アメリゴ・ヴェスプッチ(F) です。
4本ともインクが入っていて現役で使っています。

こちらは手持ちの小型万年筆と並べてみました。左には比較用にモンブラン 149をおいていますが、 ミニ、ヤード・オ・レッドのバイスロイ ポケット ヴィクトリアン(F)ペリカン M300(EF)シェーファーの500 レバー・フィル(F) です。
小型になると同軸も細いものが多いのですが、ドルチェビータ ミニは結構太さがあり書きやすいです。

ケースのデザインは共通ですが、箱は小さいです。ミニ専用なのかもしれません。

最後に、こちらはデルタのカートリッジインク。
小さすぎてコンバーターが入らないのは残念ですが、デルタのインクを使ったことが無いので、良い機会と思い買ってきました。
ブルーを使いましたが、結構濃い。アウロラのブルーくらいの濃さがあり、とても綺麗でした。

2 件のコメント:

ペリカン堂 さんのコメント...

私が最初にドルチェビータで書いたのは、青山の書斎館で違う万年筆を購入した時に、会員登録か何か書いた時でした。いま思いだしてもあの書き味が忘れられません。

自分で所有するようになって調整後も、あの書き味とは微妙に違います。タッチが好きという感覚、なんとなくわかります。

kazan さんのコメント...

ペリカン堂様

善し悪しというより合う合わないの違いなんですよね。隣の席で仕事をしている同僚は苦手と言っています。
感覚にこれだけ差が出る筆記具は万年筆だけでしょうし、それこそが楽しみです。我ながらお金のかかる趣味を持ってしまったなぁと思いますけど。