モンブランの1950年代の万年筆、モンテ・ローザです。
eBayで1万円くらいでした。 学生向けの廉価版万年筆ということで、値段もお手ごろ、60年前の万年筆にしては数も多いようです。
学生向けというより子供向けなのか、とても小さい万年筆です。その割りには渋いデザインですが、とてもバランスの良い形をしています。
キャップに"MONTBLANC Monte Rosa"の掘り込みが入っています。大きな傷もなく、良い状態で購入できたと思います。
天冠にホワイトスターがない代わりに、キャップリングが波打っています。これが気に入って購入しました。なかなかかわいらしいです。
14金の小型ニブです。前にもモンテ・ローザを買おうと思っていたことがありましたが、そのときは状態の良さそうなものが太字しかなく諦めたことがあります。 今回はEFがありました。国産の細字と同じくらい細い字がかけます。ただ、ちょっとザラつきがあった重たいので、機会があったら調整してもらいたいです。
インクは吸入式でシンプルな窓がついています。インクの吸い上げもスムーズでした。
ボロボロですが箱付きでした。箱にも波型が描かれています。
特にヴィンテージに関心はないのですが、今でも現役で通用するデザインだと思います。値段も安いので普段用でガシガシ使いたいです。
3 件のコメント:
随分と沢山購入されましたね。
モンテローザは以前数本持っていましたが、小さすぎて手に合わず手放してしまいました。
雰囲気のある万年筆だし、ネーミングもドイツ万年筆好きにはたまらない響きがあります。
ペン先はかなり、「かそこそ感」があると思います。
ペリカン堂様
確かに小さいですね。日常的に使うというより、メモを取るくらいの使い方になりそうです。
「かさこそ感」、確かにそんな感じです。EFなのである程度引っ搔くような感触は仕方ないと思ってますが、研いでもらっても直りませんかね。
Montblanc344も持っていますが、テイストが似ています。
かなり念入りに調整してもらいましたが、基本的な「かさこそ感」は変わらないように思います。
それを「味」として許容できるかどうかが、使い続けられるかどうかの分かれ目でしょうか。
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