セーラー万年筆の定番、プロフィットの特殊なモデル、プロフィット FLを購入しました。
FLとは"For Lawyer"、法曹家へ向けて作られている、いやサイトの紹介を見ると、司法試験の受験生へ向けてということことのようです。
大学で多少は法律の勉強をし、多少は法律に関係する仕事をしているので、なんとなく憧れるコンセプトです。大量筆記でも疲れない工夫がされているとか。
軸の表面が梨地仕上げになっていて、さらさらしています。黒とシルバーの組み合わせというだけでで十分に地味ですが、梨地だと一層ストイックな印象です。
気になるのは、キャップが太いために机に置いても安定しないところ。これは以前に購入したプロフェッショナルギア レアロも同じで、プロフィットも全般に同じつくりのようです。何か意図があるのかもしれませんが、このぐらつきは気になってしまいます。
実はセーラーの万年筆って余り持っていなくて、先に書いたレアロのほかにキングプロフィットを持っているだけで、これが3本目です。
苦手意識があるわけではなく、筆記感など大変気に入っています。なのになぜか触手が伸びない。デザインが好みに合わないのかもしれません。
このニブは、レアロについているものと同じ21金の細字です。単色のロジウムメッキで、細さ、固さもちょうど良いです。
最大の特徴がこの首軸、金属製なので、いわゆるフロントヘビーな状態になります。
長時間書いても疲れない工夫ということですが、私には少し違和感がありました。はっきりしないんですが、「何か違う」感じ。
慣れが必要な面白い万年筆だと思います。
今は試験で万年筆を使う人は少ないだろうと思いますが、この万年筆を使って合格しました、なんて人が出てくるといいですね。
4 件のコメント:
資格試験でも万年筆を使ってますが、ねじ式キャップはどうなんですかねー。
長文筆記とはいえ、考える時間がはさまったりするわけで……。
私自身はキャップレスを使ってますw
独酌 さん
> 資格試験でも万年筆を使ってますが、ねじ式キャップはどうなんですかねー。
なるほど、リアルですねー。とはいえ、嵌合式というのも味気無く、行き着く先はキャップレス、わかる気がします。
オールデンの靴がきっかけで、時折日記を読ませていただいてます。
セーラーって広島・呉で起業したんですね。
先日、サイクリングで呉へ海沿いの道を走っていると、古ぼけた感じの工場を発見しました。
ただ今、単身赴任で品川→広島に住んでまして。
みえはるさん、はじめまして。
造船所のある呉で創業したからセーラー(水水兵さん)なんでしょうね、きっと。
セーラーの万年筆、来週購入予定のものがあるので、またご紹介させていただきます。
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