プラチナ万年筆の新3776シリーズ、精進です。
7月1日発売となっていましたが、通販ではそれ以前から買えるようです。
新3776ニブのお披露目になった本栖に続く富士五湖シリーズ、本栖がとても良い万年筆でしたので、今回も大いに期待して購入しました。
精進も本栖に同じくスケルトン仕様で、本当にきれいな姿をしています。
何度か登場させている新型の#3776ニブ。この扁平な独特の形は、なんとも古臭い形に見えますが、書きやすさは間違いないです。
本栖で太字を購入し、Centuryは中字でしたので、今回は細字にしました。3776ニブは細字で進化を発揮するという方もいるようです。特段のすごさは感じませんが、とても使いやすいニブだと思います。
精進の特徴のひとつで、クロムメッキ仕様のコンバーターがついています。
本栖のときから、コンバーターの色が他と合わないことを気にしていましたが、同じような意見が多かったのでしょう。やはり、ニブやクリップと色がそろっているほうがいいですね。
2番目の特徴は、スケルトンといっても完全な透明ではなく、うっすらと青味がかっていること。
写真は上が本栖で下が精進です。きわどいですが違いがわかるでしょうか。並べてみないと気づかないくらいのうっすらとした青で、とても良いと思います。真っ青な透明軸のペンはたまに見かけますが、自分の好みからは大きく外れていました。でもこれは湖らしさが表現されていると思います。
3番目の特徴は、インクが乾きにくくなるスリップシール機構なんですが、インナーキャップに富士五湖の名前がプリントされています。閉めるときにインナーキャップが回転するところがわかるようにする仕組みだそうですが、デザインとしてはいまいち、安っぽく見えてしまい、ここだけは好きになれませんでした。
ケースも特段上質なものには見えないものの、スマートなデザインで好きです。基本的には本栖のときと同じですけどね。
新3776ニブは使いやすくて値段が手ごろなので、ついつい買ってしまっています。
左から、本栖、精進、ブルゴーニュ、センチュリーです。こうやってみると、やはりスケルトン軸のほうが好みですね。
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