パイロットのノック式万年筆、キャップレス デシモを購入しました。
パイロットでは結構前からノック式万年筆を出していたようで、この製品が10代目(デシモというのがスペイン語で10番目の意味)になるそうです。
さらに、キャップレス万年筆にはいくつか種類かありました。
今回はきちんと試筆したかったので伊東屋へ、相談したら全種類出してくれました。
ひとつは「キャップレス(デシモじゃないやつ)」、一回り太くて重いです。落ち着いた配色が多く、やや年配向けかな。ただ、軸の太さが気になってパスしました。
もうひとつは、「キャップレス フェルモ」、こちらは回転式。ノック式に比べ楽しいと思いましたが、ノーマルなキャップレスよりさらに重いのでパス。
さらに、キャップレスということでは、LAMYのDialog3があります。せっかくなので見せてもらいました。勝手に想像していたより大きい万年筆です。さらにLAMYはEFでもかなり太い字になってしまうのでパスしました。
次に気にしたのが字の太さ。パイロットの細字は、私にはちょっと細すぎるかもしれない。でもちょっとしたメモに使おうとすると、中字では太いかもしれない、ということで試筆させていただきました。
結果は細字で大丈夫(と思う)。
それほどカリっとした感覚はありません。もう少しフローがあるといいけどなぁ。
写真では見えませんが、穴の奥はふさがっています。インクが乾くのを防いでいるんですね。
こちらはペン先を出したところ。ノックは結構深いんですが、ペン先はちょこっと出る程度です。
中を取り出すとこんな感じ、独特ですね。
スチールの筒をはずすと、中にカートリッジが入ります。
ホームページを見るとコンバーターも使えるようでしたが、店員さんからお勧めしないとの話があったので、とりあえずはカートリッジを使うことにしました。
ニブは意外にも18金、小さいですがすごく長いです。
固い筆記感ですが、これくらいの方がメモ書きには向いているかもしれません。
見慣れた外箱。
やや気にしているのが、クリップが通常と逆についていること。
ペン先側についているので、当然、書くときに指に当たります。中にはこれで正しい書き方に矯正できるという人もいるようですが。
実物を見る前は機構上の問題かと思っていましたが、実際にはそうでもないので、ペン先を上にするためなんでしょうね。
こちらはおまけでもらった万年筆用の便箋(白紙)。
もう少し高級感が欲しい方もいるのでは?
限定でもいいから、高級バージョンとか発売されないでしょうかね。
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