この2ヶ月ほど忙しくて更新していませんでしたが、今週末で一段落したので、これまでに購入したものを連続してアップしています。
その中ではこれが最後、 アウロラのランド・オブ・エイシアです。
現在も続いている(?)アウロラの大陸シリーズ、アフリカに続く第2弾として発売されたアジア版です。
アジアといっても広大ですがモチーフは東洋文化らしいので、軸の緑と茶の組み合わせは竹林のイメージですかね。アフリカ、アジアのほか、エウロパ(ヨーロッパ)、アメリカとシリーズ化されている中では一番個性的な色合い、目立ちますが地味な配色なので仕事場で使っても大丈夫だと思います。
緑色の万年筆としては、ペリカンのM300とM101Nを持っていますが、マーブル模様は初めてです。ペリカンの無骨な感じもいいですが、こういう華やかなな万年筆は持っているだけでも楽しめます。
写真だと見えにくいかもしれませんが、茶色の部分は透き通っていて、中の構造が一部見えます。
東洋文化がモチーフですが、特に仏教文化を中心にしているようです。写真は扇とブッダ、そのほかも蓮の花と仏塔の刻印があります。
発売本数は7,500本だそうです。限定といっても結構な数ですね。
軸の模様とニブの素材を除けば、基本的な仕様はオプティマと同じです。
インクはピストン吸入式、アウロラオリジナルのリザーブタンクがついています。
天冠についているのはグリーンジェイド(翡翠)だそうです。
通常品が14金なのに対し、こちらのニブは18金です。
Mにしたので少し太いかなと思いましたが、固いので太くは感じません。国産のMと同じか少し細いくらいだと思います。今はアウロラのニブが一番好きです。
ペン芯はエボナイト製、ここにMの刻印が入っています。
アウロラ製品は、自分が主力にしているペンの中でも特に登場率が高いメーカーです。
左からアメリカ(ボールペン)、エイシア、オプティマ、88、いずれも常にインクを入れています。
歴史のあるメーカーですし、コレクターにとってはメジャーですが、もっと有名になっても良いブランドだと思います。
ケース、やはりアジアってこういう落ち着いた印象なんでしょうかね。箱に描かれているのは万里の長城です。
軸色に合わせた緑色の箱、合皮でくるんであります。
前からほしいと思っていた万年筆で、割と手ごろな価格で新品を購入できました。
いつか大陸シリーズをそろえられたら…。
2012/06/30
Pelikan Edelstein TANZANITE
ペリカンの高級ラインのインク、エーデルシュタインの新色、タンザナイトです。
この前に紹介したプライベートリザーブのインクもタンザナイトという名前でしたが、両者の色合いは大きく違います。
プライベートリザープはほぼ紫色、こちらは"ブラックブルー"です。ブラックブルーというのはペリカンのサイトにかかれた表記で、確かにそのとおりの色、黒と青なら黒が強い感じがします。
完全な黒インクは濃淡がなくつまらない気がして使いませんが、これはとても使いやすい上品な色です。モンブランのミッドナイトブルーをさらに黒に近づけたような色合いだと思います。
エーデルシュタインはサファイアに続き2瓶目、 高いインクなので全色そろえたりはできませんが、色合いやインクの濃さなどがちょうど良く、品の良いシリーズだと思います。
1,000円位で変えるなら全色そろえてみたいんですけどねぇ。
この前に紹介したプライベートリザーブのインクもタンザナイトという名前でしたが、両者の色合いは大きく違います。
プライベートリザープはほぼ紫色、こちらは"ブラックブルー"です。ブラックブルーというのはペリカンのサイトにかかれた表記で、確かにそのとおりの色、黒と青なら黒が強い感じがします。
完全な黒インクは濃淡がなくつまらない気がして使いませんが、これはとても使いやすい上品な色です。モンブランのミッドナイトブルーをさらに黒に近づけたような色合いだと思います。
エーデルシュタインはサファイアに続き2瓶目、 高いインクなので全色そろえたりはできませんが、色合いやインクの濃さなどがちょうど良く、品の良いシリーズだと思います。
1,000円位で変えるなら全色そろえてみたいんですけどねぇ。
Private Reserve Ink インクボトル Tanzanite
このメーカー、万年筆が好きな方には知られていると思うのですが、一般的には取り扱い店舗も少なく、マニアックな類ではないでしょうか。
色見本を見ると奇抜な色が多いので、好みが分かれるのではないかと思います。
今回購入したタンザナイトは、青紫色の宝石の名前です。インクの色としてははっきりした紫の印象で、青はそれほど感じません。
去年購入した丸善の日本橋紫ほどに鮮やかではないですが、それなりに使う時や場所を選ぶ色です。他人に見せる文字には使いにくいかもしれません。
プラチナ万年筆 #3776 精進 細字
プラチナ万年筆の新3776シリーズ、精進です。
7月1日発売となっていましたが、通販ではそれ以前から買えるようです。
新3776ニブのお披露目になった本栖に続く富士五湖シリーズ、本栖がとても良い万年筆でしたので、今回も大いに期待して購入しました。
精進も本栖に同じくスケルトン仕様で、本当にきれいな姿をしています。
何度か登場させている新型の#3776ニブ。この扁平な独特の形は、なんとも古臭い形に見えますが、書きやすさは間違いないです。
本栖で太字を購入し、Centuryは中字でしたので、今回は細字にしました。3776ニブは細字で進化を発揮するという方もいるようです。特段のすごさは感じませんが、とても使いやすいニブだと思います。
精進の特徴のひとつで、クロムメッキ仕様のコンバーターがついています。
本栖のときから、コンバーターの色が他と合わないことを気にしていましたが、同じような意見が多かったのでしょう。やはり、ニブやクリップと色がそろっているほうがいいですね。
2番目の特徴は、スケルトンといっても完全な透明ではなく、うっすらと青味がかっていること。
写真は上が本栖で下が精進です。きわどいですが違いがわかるでしょうか。並べてみないと気づかないくらいのうっすらとした青で、とても良いと思います。真っ青な透明軸のペンはたまに見かけますが、自分の好みからは大きく外れていました。でもこれは湖らしさが表現されていると思います。
3番目の特徴は、インクが乾きにくくなるスリップシール機構なんですが、インナーキャップに富士五湖の名前がプリントされています。閉めるときにインナーキャップが回転するところがわかるようにする仕組みだそうですが、デザインとしてはいまいち、安っぽく見えてしまい、ここだけは好きになれませんでした。
ケースも特段上質なものには見えないものの、スマートなデザインで好きです。基本的には本栖のときと同じですけどね。
新3776ニブは使いやすくて値段が手ごろなので、ついつい買ってしまっています。
左から、本栖、精進、ブルゴーニュ、センチュリーです。こうやってみると、やはりスケルトン軸のほうが好みですね。
7月1日発売となっていましたが、通販ではそれ以前から買えるようです。
新3776ニブのお披露目になった本栖に続く富士五湖シリーズ、本栖がとても良い万年筆でしたので、今回も大いに期待して購入しました。
精進も本栖に同じくスケルトン仕様で、本当にきれいな姿をしています。
何度か登場させている新型の#3776ニブ。この扁平な独特の形は、なんとも古臭い形に見えますが、書きやすさは間違いないです。
本栖で太字を購入し、Centuryは中字でしたので、今回は細字にしました。3776ニブは細字で進化を発揮するという方もいるようです。特段のすごさは感じませんが、とても使いやすいニブだと思います。
精進の特徴のひとつで、クロムメッキ仕様のコンバーターがついています。
本栖のときから、コンバーターの色が他と合わないことを気にしていましたが、同じような意見が多かったのでしょう。やはり、ニブやクリップと色がそろっているほうがいいですね。
2番目の特徴は、スケルトンといっても完全な透明ではなく、うっすらと青味がかっていること。
写真は上が本栖で下が精進です。きわどいですが違いがわかるでしょうか。並べてみないと気づかないくらいのうっすらとした青で、とても良いと思います。真っ青な透明軸のペンはたまに見かけますが、自分の好みからは大きく外れていました。でもこれは湖らしさが表現されていると思います。
3番目の特徴は、インクが乾きにくくなるスリップシール機構なんですが、インナーキャップに富士五湖の名前がプリントされています。閉めるときにインナーキャップが回転するところがわかるようにする仕組みだそうですが、デザインとしてはいまいち、安っぽく見えてしまい、ここだけは好きになれませんでした。
ケースも特段上質なものには見えないものの、スマートなデザインで好きです。基本的には本栖のときと同じですけどね。
新3776ニブは使いやすくて値段が手ごろなので、ついつい買ってしまっています。
左から、本栖、精進、ブルゴーニュ、センチュリーです。こうやってみると、やはりスケルトン軸のほうが好みですね。
Noodler's Ink インクボトル Manjiro Nakahama
Noodler's Ink インクボトル Midnight Blue
アメリカのメーカー、ヌードラーズインクのミッドナイトブルーというインクです。
以前から存在は知っていましたが、扱っている店が少ないこともあり、縁がありませんでした。
先日、上野へ行ったときに駅構内にあるアンジェというお店で売っていることを知り、買ってきました。
アンティークの薬瓶のような形は、飾るだけでも格好良く見えます。
なぜナマズ(キャットフィッシュ)の絵が描かれているのかわかりませんが、ラベルのデザインも昔っぽくていいですね。
肝心の色は、青と黒の中間色、少し緑色を感じます。ブルーブラックの好みは、もう少し紫寄りでくすんだ感じなんですが、それとはちょっと違う色味です。
私だったら細字に使うかな。
以前から存在は知っていましたが、扱っている店が少ないこともあり、縁がありませんでした。
先日、上野へ行ったときに駅構内にあるアンジェというお店で売っていることを知り、買ってきました。
アンティークの薬瓶のような形は、飾るだけでも格好良く見えます。
なぜナマズ(キャットフィッシュ)の絵が描かれているのかわかりませんが、ラベルのデザインも昔っぽくていいですね。
肝心の色は、青と黒の中間色、少し緑色を感じます。ブルーブラックの好みは、もう少し紫寄りでくすんだ感じなんですが、それとはちょっと違う色味です。
私だったら細字に使うかな。
SUNTORY 樽ものがたり バレル iPhoneカバー
サントリーが「樽ものがたり」というタイトルで樽材を使った製品を発売しています。
その中から、iPhone用のケースを買ってみました。
ウィスキーの貯蔵に使うオーク材の樽を使っているそうで、荒い感じの木目が良いと思います。
木の感触がはっきりわかりますが、実際には樹脂加工されているようです。
iPhoneはケースが充実しているので、たまに着せ替えると楽しいですね。
その中から、iPhone用のケースを買ってみました。
ウィスキーの貯蔵に使うオーク材の樽を使っているそうで、荒い感じの木目が良いと思います。
木の感触がはっきりわかりますが、実際には樹脂加工されているようです。
iPhoneはケースが充実しているので、たまに着せ替えると楽しいですね。
SHEAFFER Legacy Heritage ブラックラッカーパラディウム F
5月上旬に購入したシェーファーのレガシー ヘリテージという万年筆です。
このモデルには何種類かありますが、同軸が黒でキャップがメタルのものを選びました。
以前から実物を見て、太軸で書きやすそうだなぁと思っていたものの、実際に手に取るとかなり重たい万年筆なので敬遠していました。
にもかかわらず、試筆させてもらったら書きやすく感じたので購入したわけですが、使ってみるとやっぱり重い。全体が真鍮でできているようなので、当然ではありますが。
シェーファー独特のインレイニブ、フラッグシップのVLRが14金なのに、何でこちらが18金なのか不思議ですが、VLRより小ぶりではあります。
Fにしたこともあって、硬くカリカリした感触です。もう少しフローが良くなると使いやすいように思います。
定価31,500円の万年筆にしては豪華な箱です。
私にとっては少々扱いにくい万年筆でした。普段使いにはならないかもしれませんが、年賀状みたいにゆっくり字を書くときには良いのかもしれません。
このモデルには何種類かありますが、同軸が黒でキャップがメタルのものを選びました。
以前から実物を見て、太軸で書きやすそうだなぁと思っていたものの、実際に手に取るとかなり重たい万年筆なので敬遠していました。
にもかかわらず、試筆させてもらったら書きやすく感じたので購入したわけですが、使ってみるとやっぱり重い。全体が真鍮でできているようなので、当然ではありますが。
シェーファー独特のインレイニブ、フラッグシップのVLRが14金なのに、何でこちらが18金なのか不思議ですが、VLRより小ぶりではあります。
Fにしたこともあって、硬くカリカリした感触です。もう少しフローが良くなると使いやすいように思います。
定価31,500円の万年筆にしては豪華な箱です。
私にとっては少々扱いにくい万年筆でした。普段使いにはならないかもしれませんが、年賀状みたいにゆっくり字を書くときには良いのかもしれません。
Dr.Jansen ボトルインク アーサー・コナン・ドイル
長く間を空けてしまいました。
忙しくしていたのもあるんですが、途中まで書いてそのままにしてものもあるので、古いものから少しずつ再開したいと思います。
まずは、ドクターヤンセンのインク、コナン・ドイルです。
好みの赤インクを求めて購入したひとつでしたが、今のところ定番にはなっていません。色味については「オリエンタル・レッド」と書かれていて、かなり茶色っぽい赤です。
赤ペンとして使うよりは、変わった色を普段使いするインクだと思います。
忙しくしていたのもあるんですが、途中まで書いてそのままにしてものもあるので、古いものから少しずつ再開したいと思います。
まずは、ドクターヤンセンのインク、コナン・ドイルです。
好みの赤インクを求めて購入したひとつでしたが、今のところ定番にはなっていません。色味については「オリエンタル・レッド」と書かれていて、かなり茶色っぽい赤です。
赤ペンとして使うよりは、変わった色を普段使いするインクだと思います。